想定する対象者
安全大会、建設現場や工事作業者、運行管理者など
提供する価値・伝えたい事
多くの人は、普段からミスをしないように、日々努力し、何か問題が発生すると原因を追及し、取り除き、改善しています。しかし努力だけで事故・災害はなくなりません。ヒューマンエラーをどう防ぐか?は永遠の課題です。
私は、海上保安庁の潜水士として、救難業務に従事してきました。厳しい訓練のため、職員のわずか1%しかなれないという過酷な現場です。そこで得た安全対策はあらゆる職場で応用できるものが多くあります。
35年間、乗揚船や衝突船の事故原因究明に関わった経験、巡視艇船長の経験を元に「人間はミスをする生き物」という考え方を前提に、個人でできる対策、組織で取り組むべき危機管理、両面についてわかりやすく伝授いたします。
内 容
1,危険を予知する
・事故には必ず予兆がある
・ハインリッヒとバードの法則
2,人はミスをする生き物(B・R・M)
1)情報共有
2)クロスチェック
3,適切なことばがけを!否定は肯定と同じ
4,情報は正しく伝わらない
・コミュニケーションミスで危機一髪
・事故防止のコミュニケーション
根拠・関連する活動歴
20歳で海上保安庁入庁、海上保安官として35年間勤務。その間に対応した事件事故は約3000件。
あまりに厳しい訓練のため、職員のわずか1%しかなれないと言われる潜水士として7年間活躍。
その後は、本部救難課、巡視艇船長や大型巡視船の航海士として勤務。
自らの可能性を試すべく定年まで6年を残して54歳で退職、NLP (神経言語プログラミング)・アドラー心理学、イスラエル生まれのコーチングゲーム Points of You®を学び、コーチ・カウンセラーに転身。
巡視艇船長、潜水士時代の話に加えて心理学的なアプローチで、コミュニケーション術や危機管理の方法などを伝えている。
業務外の講師への取次は対応しておりません。