想定する対象者
経営者/管理者/スタートアップ起業家
提供する価値・伝えたい事
1:キーエンスの粗利益80%、営業利益50%超えの仕組みがわかる
2:経営者や管理者や起業家の必要な力であるトップマネジメント力が備わる
3:キーエンスという企業の経営戦略を考えることで自社の戦略に気づく
内 容
2022年4月27日3月期決算において、営業利益は4000億円台と過去最高を叩き出し、勢いが止まらないFA用センサーのトップカンパニーである株式会社キーエンス。総資産382億ドル(4兆円)を超えるキーエンス創業者である滝崎武光が、どのような決断と構造構築を行い、常識を超える営業利益率50%以上を叩き出す世界有数の企業(世界44カ国、220拠点)にし成長させたのかを考察する。
【創業者滝崎武光氏のキャリアストーリー】
上場企業において日本一の「生涯年収平均7億6000万円」。経常利益率50%以上の高収益企業を一代で築いた滝崎氏とは、どのような方なのだろうか?
兵庫県立尼崎工業高校を卒業後、外資系のプラント制御機器メーカーに勤め、20代で二度起業したが失敗した。三度目の正直を目指し、27歳のときに、尼崎にリード電機(現キーエンス)を起業。現在では、主に、自動車や精密機器、半導体などの工場で生産工程を自動化するファクトリーオートメーション(FA)にかかわるセンサー類を開発・製造するメーカーである。当初は、大手が手がけないニッチ製品を製造していたが、テレビ番組「アップダウンクイズ」でセンサーが使われたことや自動車工場などで使う金属検出センサーの大ヒットでジャンプアップし、センサー業界のトップへと同社を導いた。
キーエンスは日本有数の企業であるにもかかわらず知名度が低い。それは、製品が一般消費者と無縁の工場向けで、テレビでCMを流す必要がなく、広告宣伝は要らないと割り切っているからだ。また、滝崎氏も基本的には取材を受けないことで有名で、コストをかけず、営業利益率の向上にも寄与している。
しかし、一度マスコミ取材を受けたことがあるのだ
続く
【ケースの課題】
1. キーエンスの成功の要因(KFS)を多面的に考察せよ
2.滝崎氏は、金属探知センサー(TAセンサー)についてどのような経営戦略を取ったと考えられるか?
3.キーエンスは10年後、株価が3倍に上がると言われている。なぜ?そう言われるのかを、明確にし、キーエンスの今後、順風満帆に見えるキーエンスの今後の経営リスクは何か? その想定できる可能な要素を答えよ
根拠・関連する活動歴
ケーススタディセミナー満足度100%
業務外の講師への取次は対応しておりません。