今の仕組みやルールは組織力を奪っていませんか?~ 仕組みやルールの本来の姿を取り戻す!! ~

瀬川裕之
せがわひろゆき

経営戦略・事業計画

瀬川裕之
せがわひろゆき

NK総研 代表 活き活き組織構築支援コンサルタント 日本産業カウンセラー協会 北関東支部認定講師
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提供する価値・伝えたい事

多くの会社で仕組みやルールが作られています。
仕組みを作ったり、ルールを定めることは業務をより効率的に進めていく上でとても大切なことです。私も異論はありません。
しかし、そんな仕組みやルールをしっかりと作っているはずの大企業で不正やデータ改ざんなどの問題が次々に明るみに出ています。
分かったこと自体は評価すべきかもしれません。しかし、なぜ起こったのかを考えるとそこには仕組みやルールの運用のゆがみがあります。
例えば、10時間でやる仕組みとなっている仕事を8時間の計画にする。
本来おかしな話ですが、ムリをさせながら仕組みを遵守させる。そんな矛盾を無視して圧力をかけてしまう。誰もがストレスやプレッシャーによって当たり前に考えることがゆがんでしまうんです。
特に今回のテーマである、どの会社でも取り組んでいる”仕組み!!”
今、多くの組織で組織力を高めるはずの仕組みやルールが組織の成長につながるどころか逆に組織力を奪っています。
そのような仕組みやルールが作られる背景にはあいまいな現状把握や結果に対する焦りやプレッシャー、表面的な取り組みであっても形にしなければならないなど様々な歪みが潜在しています。
本講演では組織としての仕組みやルールに対する考え方を見直すきっかけとなるよう、仕組みやルールが本来の目的を失い、歪んだ状態になる背景やそれを打破するためのポイントをお伝えしていきます。
さらに講演の最後には今の仕組みやルールの現状を再認識するための振り返りのワークを設けています。個々に振り返るだけでなく、ぜひ組織全体での振り返りにも活用していだければと思います。
内容的には仕組みやルールについて当たり前のことをお伝えしています。その当たり前のことを再認識し、本来の仕組みやルールの姿を取り戻すきっかけになれば幸いです。

内 容

1、なぜ、仕組み化するのか?
 1) 2つの仕組み化
 2) 仕組み化の必要性
  仕組み化のデメリット

2、仕組み化に必要な4つの要素?
 1) 業務の見える化
 2) 業務の標準化
 3) 業務のツール(自動)化
 4) 業務のマニュアル化

3、仕組み化の実態 1~5 
 仕組み化の実態 1
 仕組み化の実態 2
 仕組み化の実態 3
  管理職の思考が“管理”に向いてしまう。
 仕組み化の実態 4
  声をあげなくなってしまう
 仕組み化の実態 5
  見た目の結果がしか見ていない

4、なぜ仕組み化が組織力を奪うようになるのか?
 1) 仕組み化の理想と現実が見えていない
 2) 仕組み化のメリットだけをイメージしている
 3) あいまいな現状把握からスタートしている
 4) 一度作った仕組みは正しいと思っている
 5) 仕組みも進化しなければ陳腐化することを知らない
 6) 楽に管理をしようとしている

5、仕組み化の押さえるべきポイント
 1) 徹底した現状把握
 2) 紙でできないことはDX化もできない
 3) 仕組みは常に(仮)である

6、振り返り、行動目標設定(ワーク)
 対象の仕組みをピックアップして、
  【誰にどんなメリットがありますか?】
  【誰にどんなデメリットがありますか?】
  【それが無いとどうなり、誰が困りますか?】
  【今の内容でどのようなリスクが想定されますか?】
  【他に方法や変更すべきことろはありますか?】
 行動目標を設定する
  【自分自身の行動(アクション)】
  【組織としての行動(アクション)】

※振り返りと目標設定のワークは宿題として持ち帰っていただきます。

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