保育施設における虐待・不適切保育を防止するために
~子どもの権利を尊重する保育~

倉石哲也
くらいしてつや

教育・青少年育成

倉石哲也
くらいしてつや

武庫川女子大学 心理・社会福祉学部社会福祉学科 教授 学科長 武庫川女子大学 学生相談センター長
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提供する価値・伝えたい事

2022年12月に保育施設での保育者による虐待行為がマスコミに報道されるや否や、保育・教育現場では様々な緊張が生じています。
保育者は自分たちの行為が虐待や不適切保育に該当するのではないか、自分がいつ不適切保育(虐待)をしてもおかしくないといった不安を抱えています。

最も大切な事は「子どもの安全と安心と健全な発達を保障する事」ですが、不安を抱えたままでは適切な保育の提供に支障が出るおそれもあります。
不適切保育(虐待)が生じる背景を知り、現状に照らし合わせることで、自身や園全体で保育を振り返る習慣を作ることが重要です。
同時に、不適切保育を生じさせないためには、どういった取り組みが必要なのかを考えることも重要です。

内 容

■保育現場で虐待等が生じる背景

■虐待等が起きる時
・保育者としての感情労働の落とし穴
・triggerを知る
・支援ジレンマ

■職場のコミュニケーション
・「わかりあえる」共通認識を持つ
・対話を促す仕組みをつくる
・「真ん中」の人々を注視する
・「捉え直し」を繰り返す
・多様な人材を組み入れる

■より質の高い保育を目指す ~ 子どもの人権を尊重する意識

(研修資料より抜粋)

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