内 容
概要:
2014年に中国で制定された「反スパイ法」によって、日本人17人が拘束され、うち一人は獄死した。2023年の法改定によって、中国が固守する「国家安全」に対する規制は一段と強まっている。日本では反スパイ法の恐ろしさは語られるものの、その制定経緯や法体系の詳細、具体的な罰則や防止策、拘束された後の状況は、ほとんど明かされていない。反スパイ法から会社と従業員をどうやって守るのか? 防衛省と公安調査庁で海外情報収集やスパイ活動の調査を行った講師が解き明かす。
カリキュラム:
前提知識(中国の統治機構、易姓革命思想、中国共産党の懸念)、国家安全の体系(反スパイ法の制定経緯、国家安全の定義、法体系と沿革、軍民融合、反スパイ法の位置付けなど)、反スパイ法スタディ(法人拘束事案、事案累計の分析)、HUMINT(人的情報)の手法(協力者工作、MICEの法則、中国情報機関の実力)、安全確保の方策(スパイ行為・その他行為、危険の回避、所有・保有禁止物、拘束されたら)
業務外の講師への取次は対応しておりません。