マネジャーがメンバーと関わるうえで知っておきたい部下との相互理解を促すための相手を見立てる4つの視点

白井剛司
しらいたけし

人材・組織マネジメント

白井剛司
しらいたけし

・人材育成・組織支援 講師・コンサルタント ・マインドフルネス講師・指導者 ・自然・農場で行うワークショップ研修ファシリテーター
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想定する対象者

企業や組織のマネジャー(部長・課長)。慢性的な繁忙を自ら抱えているなかでメンバーやチームの状態を把握し、モチベーションアップや成長支援のために関わり成果を上げる立場にいる方。

提供する価値・伝えたい事

今日のビジネス環境ではマネジャーは常に忙しい環境に置かれ、メンバーとの対話が大切ではあるものの、そこで質の高い対話をすることは困難な状況です。このようななかで、新人〜リーダー全メンバーをひとりひとり4つの視点や尺度で傾向やパターンを理解して把握します。相手の理解の精度を高めて、対話や関係の質を早期に良好なものにするための知見を提供します。
具体的には「①スキル的成長度」「②個性や傾向」「③精神的成長段階」「④今の状態・反応パターン」の4つ。早期に相互理解の関係を築き、成長支援につなげます。

内 容

[内容概略]
冒頭でマネジャーやビジネスリーダーの置かれている繁忙状況、ストレス状況、関係を築くのが難しくなっているビジネス環境を理解します。
日々関わる時間が限られた中で、部下(メンバー)の成長段階・個性・精神的な成長、反応パターンなど、4つの相手の見立て方の知識を紹介します。この理解を通じて、一人ひとりの関わり方について、現状を理解し、より良くするための改善策を講義中に考え、日常業務に役立てます。

[進行例]
1)講義:環境認識
・慢性的な繁忙と高まるストレス
・対話の重要性に対して、対話の難易度が高まる理由
・関係を良好なものにするためのメンバーを見立てる4つの視点を紹介
・ワークシート解説

2)講義・演習
・解説:視点①スキル的成長度(4段階)
・演習:自分が関わる部下・メンバーを分類・特定。現状把握と改善案を考える。

2)講義・演習
・解説:視点①スキル的成長度(4段階)
・演習:自分が関わる部下・メンバーを分類・特定。現状把握と改善案を考える

3)講義・演習
・解説:視点②個性や傾向(4種類の傾向)
・演習:自分が関わる部下・メンバーを分類・特定。現状把握と改善案を考える。

4)講義・演習
・解説:視点③精神的成長段階(主となる4つの精神的成熟度)
・演習:自分が関わる部下・メンバーを分類・特定。現状把握と改善案を考える。

5)講義・演習
・解説:視点④今の状態・反応パターン(心身の3つのモード)
・演習:自分が関わる部下・メンバーを分類・特定。現状把握と改善案を考える。

6)総括・振り返り
・演習:ここまでの①〜④までの4つの視点を総括して、部下(メンバー)一人ひとりの成長課題、育成するうえでの課題、自分との関係における課題やテーマを整理する
・まとめ:明日からの日常でこの知見を活かすための方針、アクション

根拠・関連する活動歴

①関連書籍を2024年3月にリリース「部下との対話が上手なマネジャーは観察から始める ポリヴェーガル理論で知る心の距離の縮め方」(日本能率協会マネジメントセンター)。
②部下育成に関してOJT(On-the-Job Training)関連書籍を2014年にリリース。「自分ごと」だと人は育つ: 博報堂で実践している新入社員OJT 1年間でトレーナーが考えること」(日本経済新聞出版社)。2014年日本の人事部主催「2014年度HRアワード書籍部門最優秀賞受賞」。書籍と受賞がきっかけで各業種のOJT施策支援、育成支援の経験を積んできた。
③マインドフルネスのビジネス活用に取り組んでおり、経験10年。欧州団体IMAで「MBSR(マインドフルネスストレス低減法)8週間プログラム」の認定講師。「思考」「感情」「身体感覚」についての観察・内省に関しては実践・指導の経験が豊富です。

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