想定する対象者
・労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)
・企業 管理監督者の方々
提供する価値・伝えたい事
経営環境の変化にともなう企業間競争の激化、雇用形態の多様化など、労働者の職場環境は大きく様変わりしています。こうした中で心の健康(メンタルヘルス)に対する意識も高まっていますが、その背景にあるパワーハラスメントの存在を見逃すことはできません。
パワーハラスメントは、その判別が非常に難しく、管理者のマネジメント能力が問われるといわれています。そこで、まずはパワーハラスメントに対する正しい理解が不可欠です。その上で、パワーハラスメントがどうして起きるのか、また起きた場合の適切な対処法など、基本的かつ具体的な事柄について事例を交えて分かりやすく解説していきます。
内 容
●カリキュラム
1.健康管理に係る企業の安全配慮義務とパワーハラスメントの実態
企業が求められている健康管理に関する安全配慮義務を認識するとともに、表面化しにくいといわれるパワーハラスメントの実態を探ります。
2.パワーハラスメントとは何か
パワハラの定義、具体的に何がパワハラで何がそうでないのか、パワハラは何故起こるのか、その防止法は何かなどパワハラに関する基本知識を学びます。
3.タイプ診断「パワーハラスメントをしやすい人、受けやすい人」
交流分析の理論を応用した簡易自己診断に取り組み、円滑な人間関係を築くための心構えを確認します。
4.パワーハラスメント被害者への対応とメンタルケア
パワハラが起きてしまった場合の処置方法について、被害者の立場や管理監督者のマネジメントの視点から考えます。
●所要時間
90分~120分
業務外の講師への取次は対応しておりません。