想定する対象者

□企業・官公庁・自治体等における女性リーダー・リーダーを目指す女性　等

男女共同参画社会の構築も進み、官公庁のみならず、一般企業においても女性の昇進、管理職登用も進んできました。今ではリーダーとして自分のメンバーをまとめる女性もけして少なくはありません。そんな中で聞こえてくるのは、
「指示命令が苦手」
「年上の部下とどう接していいのかわからない」
「若い部下とのコミュニケーションに気を遣う」
「ほめ方や叱り方がわからない」
「上司に自分の仕事をアピールできない」等、
女性リーダー自身の迷いや奮闘の声です。女性は一般的に人間関係を多所で担っていることも多く、仕事をバリバリこなしながらも、人間関係のしんどさを抱え、自己のパフォーマンスに自信を持ちきれないケースはとても多いようです。

提供する価値・伝えたい事

“女性だから” ではなく、リーダーとして何が必要か、自分のリーダーとしての強みは何なのかを、しっかり探し定着させていきます。ともすれば必要以上に完璧主義になったり、ひとりで仕事を丸抱えしがちな傾向も見られますが、どこまでをゴールとするのか、どこからは他者の手を借りるのか、協働のできるリーダーを目指していきます。
また上司やメンバー・顧客と関わりの中で、押したり引いたりの工夫をしながら、お互いの満足を導きだせるWIN-WINの関係構築とはどのようなものなのか。コミュニケーション事例やロールプレイを通して、自分の仕事場面に直結し、具体的に活かせるプログラムを体験していただきます。

内　容

（講演：90分～120分　　セミナー：90分～3時間　　研修：4時間～2日間　）　

■明日のわたしにOKを出す仕事術　～女性リーダーキャリアUP研修～
　　　（1）私の働き方をふりかえる　
　　　（2）キャリアレインボウの視点から
　　　（3）社内版「私の名刺」づくり
　　　（4）私のコミュニケーション傾向（エゴグラム）
　　　（5）チームの共感コミュニケーション
　　　（6）自他を活かすホウレンソウ
　　　（7）依頼、断りの言える職場づくり
　　　（8）しっかり提案・出来る女のプレゼンテーション
　　　（9）最新「私の名刺」づくり　～私の役割と意欲宣言～

■女性リーダー研修　　「ほめ方・叱り方」の極意　　　　　　　　
　　　（1）現場に見る“怒る”と“叱る”のちがい
　　　（2）ほめないしからない静かな職場の先
　　　（3）相互尊重の職場とは
　　　（4）私の“ほめ方”“叱り方”傾向
　　　（5）意を伝えるコミュニケーション技術体得
　　　（6）それぞれの相手に届く“ほめ方”“叱り方”
　　　（7）ぶれないリーダーのスタンス

■女性リーダーのためのチームマネジメント研修
　　　　～自分を育て、メンバーのやる気を高めるモチベーションアプローチ～
　　　（1）モチベーションの源泉
　　　（2）リーダーとしての自己探索
　　　（3）エニアグラムにみる人材の多様性
　　　（4）各人材の“強み”“弱み”“とらわれ”を知る
　　　（5）チームメンバーの個性を活かすアプローチ法
　　　（6）職場の空気を活性させるストロークコミュニケーション

■リーダーシップ研修,
１．職場の人間関係論　　【講義】
　　（１）個人と集団の役割関係
　　（２）「個」を活かす職場のダイナミズム
　　（３）意欲と人間関係の相関

２．できるチームに育てるコミュニケーション　　【講義】　【ワーク】　【グループディスカッション】
　　（１）職場のあいさつ力検証　
　　（２）自他尊重―認め合いの風土構築
　　（３）思わずしたくなる「ホウレンソウ」文化の育成
　　（４）言いにくいことが言える職場づくりの必要性

３．職場リーダーとしてのチームマネジメント　　【講義】　【ワーク】　【グループディスカッション】
　　（１）自ら問題発見解決のできる自律型社員の育成―コーチングの視点
　　（２）リーダーのコーチ・メンターとしての自己理解　（エゴグラム）
　　（３）部下・メンバーの個性、特性理解　（コーチング４つのタイプ）
　　（４）自己リーダー像の確認　　　

４． リーダーのコミュニケーション　　【講義】　【ワーク】　【グループワーク】
　　（１）ロジカルコミュニケーション
　　（２）わかりやすく伝える指示命令のポイント
　　（３）バーバルとノンバーバルコミュニケーション検証
　　（４）情報と感情を引き上げるアクティブリスニング
　　（５）部下の相談の乗るための傾聴力スキルアップ
　　（６）部下の意欲を高めるリードと質問力

５．リーダーとしての明日を磨く　　　【講義】　【ワーク】【グループディスカッション】
　　　（１）キャリアレインボウ（ライフキャリアとワークキャリア）
　　　（２）会社組織・上司・役職から期待されていることは何か
　　　（３）自分が会社組織・上司に期待すること
　　　（４）職業人生についてのビジョン構築と行動策定

根拠・関連する活動歴

■根拠
・2003年より自治体職員向け、企業向けのマネジメント研修
・2003年より自治体職員向け、企業向けのコミュニケーション研修
・2004年よりキャリアコンサルタントとして大学・企業・自治体研修実施
・2002年より各地の男女共同参画センターにおいて女性のキャリアアップセミナーを実施
・2008年文部科学省平成20年度「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」
産官学NPO連携ハッピーキャリア支援プログラム－コミュニケーション・職場管理を担当