提供する価値・伝えたい事
東京・葛飾生まれの在日コリアン2世のシンガーソングライター。
在日コリアン2世として、日本で生まれ育ってきた幾重の思いを歌ったり、ルーツである朝鮮民謡を日本語に翻訳し新しいアレンジで歌うなど、しなやかながらも平和・人権に関わる自らの意志を訴え続ける活動をしている。 生まれ育った墨田区のことを唄った“京成線”には「今でも関東大震災のときに殺された人の骨が埋もれている荒川の土手。墨田区の皮革工業地帯から流れてくる皮のにおい。私が生まれ育った場所の情景。私のふるさと。」という思いを込めている。
また、自らも在日コリアン3世の母親としての立場から「次の世代を担う人たちには、差別の無い明るく輝く未来を手渡したい」と願い続けている。
内 容
■こんな曲を歌います■(歌詞の一部抜粋)
♪ありのままのわたし(作詞・作曲:李政美)♪
ありのままの自分を愛しさえすればいい/ほら、心がこんなに澄んでくる
ありのままの自分を愛しさえすればいい/ほら、目に映る世界は新しい
ありのままの自分を愛しさえすればいい/ほら、すべてのいのちがいとおしい
【ちょんみのコメント】 30を過ぎて、子持ちの在日の女3人で結成したバンドでうたうために生まれてはじめて作った歌。詩も曲もなんとも椎拙だけど、愛着がある。これもありのままの私、とひらきなおってしまおう。
♪あれから2千年(作詞・作曲:李政美)♪
あれから2千年 私たちは/平和をもとめて歩いてきた
愚かな戦い終わる日が/明日はきっと来ると信じて
殺し合い傷ついた兵士たち/いとしい人の帰りを待つ女たち
家をなくしたこどもたち/明日はあたたかいふとんの中で
ぐっすり眠ることができますように
♪京成線(作詞・作曲:李政美)♪
低い鉄橋の その下には/埋もれたままの 悲しみ眠る
エヘイヨ エヘイヨ
灰色の煙吐き出す車/高くそびえ立つ高速道路の下
くぐり抜けてく 京成線/川向こうから 吹く風は
なつかしい匂い 運んでくる/エヘイヨ エヘイヨ
顔も知らない ハルモニ、ハラボジ
いくつものアリラン峠越えて/辿り着いたこの町
京成線に乗って帰ろう/この町もまたふるさと
業務外の講師への取次は対応しておりません。