アンドリュー・マコーミック
あんどりゅーまこーみっく
元 ラグビー日本代表キャプテン
元 ラグビー日本代表キャプテン
ラグビー日本代表の“初代外国人キャプテン”として、ラグビーW杯に出場。異文化を理解する“グローバルな感性”と“卓越したリーダーシップ”で日本ラグビー界を牽引。指導者としてもトップリーグのチームから大学のチームまで指導し、その豊富な経験を基に様々な世代に適した育成方針を伝授する。
属性 | スポーツ関係者・指導者 |
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属性 | スポーツ関係者・指導者 |
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講師ジャンル
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ビジネス教養 | 国際化・グローバル |
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ソフトスキル | リーダーシップ |
アンドリュー・マコーミックのプロフィール
1967年生まれ。故郷はラグビー王国ニュージーランド(NZ)。父はNZ代表「オールブラックス」の名選手であり、祖父もNZ代表のラグビー一家で育つ。彼自身も、強豪カンタベリー州の主将などを務めたが、NZ代表にはあと1歩届かなかった。そんな時、東芝府中から誘われ、「環境を変えてみよう」と1992年に来日、東芝府中ラグビー部に加入。東芝府中では、顔を赤くし気迫あふれるプレースタイルから「赤鬼」と呼ばれ、その闘志むき出しのタックルは日本ラグビーファンに大きな感動を与えた。その気迫あるプレーはチーム内でも強い信頼感を獲得し、更にはそのリーダーシップが認められ、1995年から東芝のキャプテンを務め、同チームの日本選手権3連覇に大きく貢献。外国人選手にもかかわらず、日本の異文化を理解するグローバルな感性と卓越したリーダーシップが評価され、1996年に外国人選手として初めてラグビー日本代表のキャプテンに選出され、1999年に同代表をW杯ウェールズ大会出場へ導いた。2000年に現役を引退し、東芝のヘッドコーチとして同チームを支えた。2002年には現役復帰。釜石シーウェーブでプレーイングマネージャーとして活躍し、同チームのトップイースト優勝に貢献。2004年に現役を再び引退。その後は指導者に転身。2004年から2008年にはコカコーラレッドスパークスのバックスコーチ、2009年からはNTTドコモレッドハリケーンズのヘッドコーチを務め、当時、下部リーグにいた両チームを抜群の指導力でトップリーグに昇格させた。またその指導者としての手腕はトップリーグチーム(社会人チーム)の強化のみならず、大学生にも発揮する。2012年に関西学院大学ラグビー部ヘッドコーチに就任し、2014年に同チームを関西大学リーグ優勝へと導いた。2016年に同大学のヘッドコーチを退任。
現在は、自身の現役時代や指導者としてのラグビー経験をビジネス界や教育界に生かすべく、講演・メディア等で活躍している。講演は、日本語、英語どちらの言語でも可能。
■ラグビー選手歴
1988年~1992年 カンタベリー州(ニュージーランド)代表に選出
1988年 ニュージーランド代表コルツチームに選出
1990年 ニュージーランド代表育成チームに選出
1991年 ニュージーランド代表Aチームに選出
1992年~1999年 東芝ラグビー部所属 ※1995年~98年はチームのキャプテンを務め、3度の社会人リーグ優勝、3度の日本選手権を制覇
1996年~1999年 ラグビー日本代表に選出 ※日本代表チームのキャプテンを務める
1999年 ラグビーW杯(ウェールズ大会)に日本代表として出場
■ラグビー指導者歴
2000年~2001年 東芝ラグビー部ヘッドコーチ
2002年~2003年 釜石シ ―ウェーブ プレーイングコーチ ※同チーム 2002年トップイースト優勝
2004年~2008年 コカコーラレッドスパークス バックスコーチ ※同チーム トップリーグへ昇格
2009年~2011年 NTTドコモレッドハリケーンズ ヘッドコーチ ※同チーム トップリーグへ昇格
2012年~2015年 関西学院大学ラグビー部ヘッドコーチ ※同チーム 関西大学ラグビーリーグ制覇
業務外の講師への取次は対応しておりません。