提供する価値・伝えたい事
自治体の危機管理、総合判断できるリスクマネージメントとは・・・
内 容
1.「自治体の危機管理」から想起する3つの話
(1)JR西日本の尼崎脱線事故と尼崎市
(2)大阪市役所の職員厚遇問題と市政改革
(3)明石市の大蔵海岸花火大会事故
⇒(キーワード)組織事故、情報管理、迅速な決定と周知、総合的な政治判断、総合企画調整…
2.阪神・淡路大震災で表面化した「危機管理」体制
(1)戦後の都市政策の落とし穴と震災の教訓
(2)「3・3・3の原則」
(3)依存おまかせ社会からの脱却
(4)集中集権システムから自律分散・分権システムへ
(5)危機管理のひろがり
行政、企業、地域、家庭…
3.自治体における危機の側面
(1)災害
・地震、風水害、噴火、爆発事故、火災、航空機事故、列車事故、高速道路事故、集団事故
・行政組織が健在な場合と、行政組織自体が被災した場合
・ハード面での対応、ソフト面での対応———防災と減災
(2)行政組織自体の危機
・不祥事の発覚(トップの場合、幹部職員の場合、一般職員の場合)
・迅速な対応———情報収集と管理、早い段階での情報の公開・共有、善後策の鉄則
・「失敗は成功の母」「禍を転じて福と為す」
(3)議会との関係の危機
・なれ合いと緊張関係(恐れず、逃げず、侮らず…)
・二元代表制への正確な理解
・最大の防御は積極的な攻め
(4)財政破綻
・財政破綻の青写真(国家財政の破綻の行く末を描けるか?)
・赤字再建団体の実像の変化(国の財政破綻状態下で…)
・足元の破綻状況を正確につかめているか?
4.自治体の危機管理へ新しい視角
(1)主権者の"逆襲"
(2)分権型社会における住民自治-——「民意」をつかむ、「民意」とともに…
(3)危機管理からみた「参画・協働」の価値
・「参画」とは何か
・「協働」とは何か
1.情報を共有し、共に考えて、互いに心を通わせるCommunication
2.互いの良さを認め合い、共に尊びあうCoordination
3.計画段階から一緒に協議し、共に企画、運営するCo-operation
4.共に汗して、一緒に働くCollaboration
業務外の講師への取次は対応しておりません。