提供する価値・伝えたい事
災害の恐ろしさは、時間が経つと忘れてしまうものです。また、「一度経験したら、二度とおこらないだろう」という自分勝手な思い込みをしているしている人が多くいます。特に、利潤追求がモットーである企業は、無駄・無理な設備投資は避ける傾向にあり、何時来るかわからない災害には、積極的対策はしたくないというのが本心ではないでしょうか。しかし、家庭も職場も、普段の防災対策こそが、いざという時に役立つことを認識しなければなりません。
30年近く務めた消防士としての活きた実体験や、ボランティアで心に傷を負った方へのケアを行ったことなどを通して、防災に対する現状と、その対策について解説します。
内 容
●防災の危機管理
・消防士としての経験から学んだ災害の恐ろしさ
・阪神淡路大震災での救助
・災害に対する危機管理の重要性
・災害や事故に遭遇したときに直面する心の危機管理状態の特質を解明し、その回復と予防について
・災害情報の必要性と役割
・職場・家庭で始められる防災対策とは?
●災害とストレス
・災害が引き起こすストレスとその対処法
・心のケア(援助者の心のケアと被災者の心のケア)
業務外の講師への取次は対応しておりません。