想定する対象者

・小中学校ＰＴＡ、就職活動を控えた学生
・新入社員、企業派遣される予定の社員
・金融機関窓口業務担当者、接客業関係者
新入社員や、就職活動を控えた学生達は、それまで、親に保護された環境いわば半人前の世界で生きていたとも言えます。
しかし、就職で初めて社会という大人の世界に飛び込み、様々な壁にぶつかるという経験をする事になります。その際、学生時代とは違うという意識改革と、社会人としてふさわしい、言葉遣いや態度、コミュニケーション能力が求められます。
派遣社員として企業に出向する職員の方々は、派遣先企業での社員教育等を受ける機会が少なく、改めてビジネスマナーなどを学ぶ機会が求められているのではないでしょうか。
また、接客の窓口業務を経験している人や、子育てに忙しい母親たちにとっても、自分の話し方を向上させ、コミュニケーション能力を高める事を希望していると考えます。

提供する価値・伝えたい事

＊自分磨を磨く～自分磨きは内面からと外面から～
＊好感の持たれる話し方～自分の声と話し方を磨くには～
＊新人教育セミナー～社会人として求められるビジネスマナー
＊コミュニケーション能力を高める話し方と聞き方

社会人として仕事を続けるうえで、良好な人間関係を築くということは、非常に重要なファクターです。
自分自身を魅力ある人間に成長させていくには、内面・外面のバランスのとれた充実が欠かせません。
内面の充実は外面に現れ、外面が整えられると、自身の内面にも良い影響が出てくるという相互の関係を理解し、相手に受け入れられ好感をもたれる話し方や、態度、振る舞い、正しい敬語の使い方等を指導します。
それと同時に、社会人として押さえておきたいビジネスマナーや行動規範、それを支えるホスピタリティ精神について、考えてもらい、ビジネススキルをアップにつなげてもらいたいと考えます。
また、『声は人なり』という言葉にあるように、その人の持つ声は、その人自身の人格の表れでもあります。声帯の遺伝的要素は変えられませんが、それを使って出す自分の『声』を整え、相手に伝わる声の持ち主になっていくことを目指します。

内　容

１.マナーとは何か　～　社会で求められる人材になるために
　　・マナーを学ぶ意義　
　　・企業の中のポジションによって、求められるものが違う
　　・自分を見つめる～自己分析
　　・自己紹介（自分を知ってもらうために、何を伝えるか）

２.挨拶と表情　
　　・挨拶は良い人間関係を築くための第一歩
　　・具体的な挨拶の方法　（挨拶の言葉、挨拶の姿勢、）
　　・表情が相手に与える影響とは～笑顔のミラー効果
　　・好印象を与えるために～メラビアンの法則
　　・表情の持つ意味、笑顔の作り方

３.発声と発音　
　　・明るく力強い声になるための腹式呼吸
　　・明瞭な音を出すために正確な母音と子音、活舌練習
　　・方言と標準語
　　・美しい日本語の発音のために、鼻濁音と子音の無声化
　　・イントネーション
　
４.態度、振る舞い、身だしなみ
　　・立つ姿勢、座る姿勢、歩く姿、お辞儀
　　・きびきびした返事と素早い動き、
　　・身だしなみのチェック項目
　　・ＴＰＯにふさわしい服装と髪型、持ち物、アクセサリー

５.言葉遣いと話し方
　　・相手を不快にさせない感じの良い話し方、
　　・丁寧な言葉遣い
　　・クッション言葉を使いこなす
　　・日常語と慣用語の正しい使い方

６.敬語
　　・敬語とは（日本語の敬語の特徴）
　　・敬語の種類
　　・敬語への変化のさせ方と、特別な言い回し
　　・基本的な使い方
　　・注意したい言葉の例
　　・間違いやすい例

７.コミュニケーション能力の向上
　　・言語と非言語によるコミュニケーション
　　・自分の気持ちを正しく伝え相手に正しく理解してもらう話し方
　　・聞き上手は会話上手　うなずき、相槌、受容、質問、
　　・内容把握と要約、伝達　（５Ｗ１Ｈ）
　　（自分、または、相手の言いたい事、求めることを的確に把握し、まとめ、伝える）
　
８.電話応対
　　・電話での心がけ　声だけでの一対一の応対
　　・受ける時、取り次ぎ、伝達
　　・掛ける時
　　・電話特有の用語をつかいこなす
　
９.接遇マナーとビジネスマナーに磨きをかける
　　・接遇とは（もてなしの心で接客）
　　・接客のための敬語表現と態度　表情　お辞儀
　　・ビジネスマナーをより美しく　
　　・来客応対（案内、席順、お茶の出し方、名刺交換）

10.仕事で（職場で）成功するための心構え
　　・ホウレンソウ～報告・連絡・相談
　　・課題遂行と全力投球
　　・素直な態度と心
　　・学ぶ姿勢
　　・周囲への関心と気づき
　　・正直と反省
　　・同じ失敗を繰り返さない
　　・へこまない

根拠・関連する活動歴

・北海道テレビ（ＨＴＢ）でアナウンサーとして仕事をしたことで、良好なコミュニケーションを築く話し方、聴き方、および日　
　本語の表現技術を学ぶ。
・静修短期大学（現札幌国際大学）において、接遇授業聴講。
・海外生活の中で異文化コミュニケーションを体験する。
・民放クラブのボランティア・奉仕活動で紙芝居読み聞かせ活動。