想定する対象者
経営者
管理職層
急加速問題、ハイブリッド車のブレーキ不具合など連続するリコール、そして米議会への社長召喚という危機に立ったトヨタはどうして復活したのか? 米国での信頼回復の決め手になったのは何か?
一方でソニーは情報流出への対応が後手に回る中、なかなか危機から脱せていません。
提供する価値・伝えたい事
在米ジャーリストとして、多くの企業の危機管理を見てきた経験を元に、「顧客目線のコンプライアンス」というコンセプトを中心に、冷泉彰彦が「どんな会社にも起こりうる危機」の対処を具体的に語ります。
内 容
○トヨタの危機管理の要諦とは?
顧客批判をせず、政府批判をせず、じっと忍耐に徹しながら、技術的な論争では妥協しなかった。
米国をはじめ各国のトヨタファン、レクサスファンを裏切らない、地域の雇用を守るという戦略を明確にした。
社長自ら議会証言に赴き、失点をせずに乗り切った。
その戦略の全体像から学べるものは何か?
○ソニーの失敗とは?
ハイテク企業はハッカーとの戦いに負けないこともお客様の信頼の一部、この視点が抜け落ちていた。
結果的に顧客への説明、政府への報告、議会調査への協力が後手に回った。顧客に対する説明、不利益への補償なども不十分。一連のミスから何を学ぶことができるのか?
○トヨタ対ソニーの比較論から「ユッケ問題」はどう分析したらよいのか?
○危機管理と広報体制の心構えとは?
・何でも整然と広報が仕切って良いのか?
・トップの出番と心構えは?
・初動では何が重要か?
・原発事故の政府東電の対応から何を学ぶことができるのか?
業務外の講師への取次は対応しておりません。