想定する対象者
企業の一般従業員
提供する価値・伝えたい事
わたしは永い間、(株)日立製作所とそのグループ企業の工場で、SE,人事、経理マネージャーの傍ら安全衛生管理者をつとめてまいりました。
現在はこの経験を基にキャリアコンサルタントとして主として安全衛生に関し全国の建設会社などに出向き講演活動をやっております。
現在労災事故の96%はヒューマンエラーによって起きております。
労災事故が多い職場においては普段からの「安全会話」がうまくやれていません。
当講演では事故防止のコミュニケーション活性化のための話し方は勿論のこと、特に重要な「傾聴」についてお話したいと思います。
なぜこのように会話しなければならないのかをわたしの経験を交えてお話し致します。
どなたでも成功する「安全会話」の基本から実践まで、よく理解できます。
内 容
ヒヤッとした経験は伝わっていますか
~すぐに役立つ安全のための話し方・聴き方~
<はじめに>
わたしの日立における安全衛生管理者としての奮闘の経験談
~事故防止のための「普段のコミュニケーション」の重要性~
第1部 事故が起きてからでは遅い! 重要な事前のコミュニケーション
1.災害事故のほとんどが人的ミス(ヒューマンエラー)・・・天災ではない!
2.災害事故はコミュニケーションの改善で大幅に減少する
3.安全のための話し方・聴き方の基本
(1)話し方
■「ヒヤッとしたこと」 「それは危ないよ」 が正確に伝わっていますか
■結論から話さないと正確に伝わらない
■事実と意見を混同して話す人がいる=分からない話が余計に分からなくなる
■しゃべり過ぎはトラブルの元凶=必ず余計なことをしゃべってしまう(失言)
(2)聴き方
■くちは1つしかないけれど、どうして耳は2つあるのでしょうか
■あなたは徹底して聴き手に廻った経験はありますか
■人は話をよく聴いてくれる人、自分を深く理解してくれる人についてゆく!
第2部 コミュニケーションをよくするための安全話法
~全員参加でやる安全話法ロールプレイ~
1.「安全話法」とは何か。普通の会話とはどこがどう違うか
2.初心者からベテランまでやればやるほどうまくなる「安全話法」
■話し方
①まず結論から話すことを身につける
②内容(理由など=なぜそうなったか)をいう
③ダメ押しの結論(そうです~だからそうなったのです)
■聴き方
①「あいずち」(うなずき)のやりかた次第で得られる情報は倍増する
②「オウム返し」のやりかたで共感が増す
③「要約」のやりかたで信頼を得る
3.3人1組でやる「安全話法」ロールプレイ
■話し役・聴き役・観察役の役割分担を決める
■与えられたテーマに基づき会話を始める
■まとめ=話し手は結論から話せ。聴き手は「傾聴」に徹せよ。
根拠・関連する活動歴
わたしは永い間、(株)日立製作所とそのグループ企業の工場で、SE,人事、経理マネージャーの傍ら安全衛生管理者をつとめてまいりました。
現在はこの経験をもとにキャリアコンサルタントとして主として安全衛生に関し全国の建設会社などに出向き
講演活動をやっております。
業務外の講師への取次は対応しておりません。