想定する対象者
教職員・教育関係者
中学生・高校生に対して仕事への関心を持たせる
働くことの意義について考えるきっかけを作る
自身のキャリアを高めるためにどうすればいいかを考えてもらう
提供する価値・伝えたい事
『キャリア教育』は、児童・生徒一人ひとりの勤労観や職業観を育てる教育というように定義されています。
具体的には、望ましい職業観や勤労観及び職業に関しての知識や技能を身に付けさせるとともに、
自己の個性を理解、主体的に進路を選択する能力や態度を育てる教育です。将来の生き方にかかわる問題として、
生徒が将来への夢や希望をはぐくみ、その実現に努力する指導・援助として、学校が『キャリア教育』に取り組むこととなったのです。
学校教育は、人格形成、人間形成、全人的な教育を担う場です。”世の中にいっぱいいろんな仕事がある“というようなことについて、充分な理解させ、子どもたち一人ひとりが自分の個性や能力を自分で発見し、どのようにより良く生きていくか、またどんな仕事を自分が選んでいけばいいのかということについての基本的な基礎的な指導が必要なのです。
内 容
※具体的にワークシートに記入してもらい自分自身を見つめなおしてもらうということから導入してもらいました。
・小さい頃なりたかった職業は何ですか?
・今、あなたの夢は何ですか?
・今、あなたが夢中になっているものは何ですか?
・自分が幸せだなと感じる場面、状況、内容を書いてください。
・どういう時達成感を感じますか?
・ほめられてうれしかった想い出を書いてください。
・今までで一番がんばったと思うことは何ですか?
・自分はどんな職業に向いていると思いますか?
・うれしい時、喜びをだれに話したいですか?
・何のために仕事をすると思いますか?
・あなたにとってお金とは何ですか?
・お金で買えないと思うものをあげてください。
・尊敬する人をあげて、その人のどういうところを尊敬しているのか書いてください。
・あなたが「社会のために役に立っているな」と思う職業をあげてください。
・自分の長所をあげてください。
・周りの人はあなたをどう思っていると思いますか?
・学生と社会人の違いをあげてください。
・自立とは何だと思いますか?
このような質問に答えていくうちに、
今までじっくり考えてこなかったことや自分自身について真剣に考えるきっかけになればと思います。
一人ひとり違ってあたりまえで答えはありません。
○次のワークはかかわっている人をあげてもらいました。
・ごはんを食べるまでにかかわったと思う人をあげてください。
・ソックスを履くまでにかかわったと思う人をあげてください。
・おなかが痛くて病院で検査をして薬をもらうまでにかかわったと思う人をあげてください。
・レンタルショップでDVDを借りて歌手のコンサートを見るまでにかかわったと思う人をあげてください。
このワークをすることで衣食住さまざまな人が自分の身の回りでかかわっていることに改めて気づくのです。
○3回目のワークは具体的な職業についての知識を探ります。
・公務員といわれる仕事をあげてください。
・自営業の良いと思うところをあげてください。
・サラリーマンの良いと思うところをあげてください。
・資格を活かして働いているなと思う職業をあげてください。
業務外の講師への取次は対応しておりません。