想定する対象者
お手伝いをしなくなる小学校高学年とその保護者を中心に、低学年からのお手伝い始めから、頼もしい働き手としての中学生までの児童・生徒とその保護者
提供する価値・伝えたい事
子どもの「お手伝い」は家事を通じた貴重な学習の場です。生きる力を育むだけでなく、親の上手な関わり方によって「勉強」にもなり学力向上につなげることができます。
また、仕事に忙しい親と習い事や塾で忙しい子どもたちとの大切なコミュニケーションの時間でもあります。
お手伝いの効用・効果・重要性を伝えます。
内 容
Ⅰ 合言葉はキビキビ…家事は家族みんなで、一斉に
「早くしなさい」「早くして」という命令では、なかなか動かない家族
「キビキビ、キビキビ」「サッササッサ」と一緒に唱えることでみんなが主体的に動けるように変化
家事が済んだら、クチュクチュ、コチョコチョ、ウダウダなどと名付けたみんなのリラックスタイム
Ⅱ 時間のすれ違い、コミュニケーション不足は家事を通じて補える
食後の洗い物、洗濯物干し、洗濯物たたみは流れ作業で家族一緒に
洗い物は、掛け声かけながら…パパのお茶碗からいきます~、次はママのお茶碗よろしく~
洗濯物干しは、大物は大人が、靴下や小物は子どもたちの担当にと分担して
洗濯物たたみは、端っこ合わせて、お袖をたたみ…など即興の「たたみうた」とともに。
ホワイトボードをフル活用…玄関(帰宅時間やお迎え予定など、子どものからの伝言板)
冷蔵庫(買い物メモは、切らしたものを直ぐに書いておく。頭の中は×)
Ⅲ 子どものお手伝いから家族の一員としての自覚へ
かえって手間がかかる低学年まではやりたがり、戦力になる年頃にはやらなくなるのがお手伝い
つぶす、研ぐ、切る、みじん切りなどの言葉を実践を通して教える 国語
長いほう、少なくして、四角いお皿、何個とって おつかいは 算数
沸騰、茹でる、焼く、煮るときのさしすせそ、乾くは 理科、
産地、流通、価格から考える 社会 年齢に応じた実地勉強の宝庫としての家事
業務外の講師への取次は対応しておりません。