広報対応が企業の顔

佐々木政幸
ささきまさゆき

佐々木政幸
ささきまさゆき

有限会社アズソリューションズ代表取締役
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想定する対象者

企業のPRを担当するのは広報部門。しかし、一歩社外に出れば、誰がどこで会社を伝える機会が訪れるかわかりません。営業スタッフでも接客スタッフでも役員であっても・・・自分が働いている会社をどれほど「知っているか」、どこまで説明できるか、そして心から理解をしていただく努力をしているか。

 企業名は知っているが、具体的に何をしている会社なんだろう?・・・こんな企業が以外に多いものです。
外部の方々に理解していただこうとするなら、まずは社員が会社を知ることから始めなければなりません。
 
会社に入社した日から、すでにあなたは会社を伝える広報マンなのです。

提供する価値・伝えたい事

社員一人一人が「広報マインド」を持っていないと、企業の信用など得られない。
マスコミ対応は広報
お客様対応は消費者センター窓口
監督官庁対応は総務
販売店対応は営業
確かに各セクションの役割はあるが、意識までも縦割りとなってしまう企業があまりにも多い。
自分の庭先が綺麗なら・・・それでいい

こんな社員がいる企業は不幸である。
特にトップがそうだとしたら・・・

企業はすべてにおいて、存在価値を求められる。
その価値を失ったら信用も信頼もなくしてしまうのである。

内 容

PR(つまり広報する)という言葉からは、どこか「誇大広告」に通じるようなニュアンスでとらえる人が多いという気がしますが、PRは人をだますための技術ではなく、その対象が本来持っている魅力を最大限にアピールするための手法です。
 製品やサービスといった自社の商品をダイレクトにアピールするのが広告宣伝だとすると、PRはもう少し広い概念で、企業の活動を世の中に広く知ってもらい支持される企業を作ることでしょうか。
 広告宣伝は、自分でお金を払って新聞やテレビの広告面、CM枠を買い、売りたい商品の宣伝文句を自分で考え(実際は広告代理店が作成)皆さんの目に触れるようにすることです。
 これに対してPRは、企業側からの主張や、メッセージであるのに対し、PRとはパブリシティ活動や記者会見などのように第三者からの評価を高めるための仕事なのです。

 もともと会社は、社会と無縁には生きていけない存在です。ひところ盛んに耳にした「メセナ」や「フィランソロピー」といった会社の事業活動外の社会貢献活動を持ち出すまでもなく、企業には、古くから近江商人に言い伝えられてきた「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」のような思想がなければなりません。現代では「CSR」という言葉で表される企業の社会的責任ですが、地域に根ざし国家の発展に寄与するのが企業の一番の責任といってもよいでしょう。
「金持ちになりたい」「儲けて何が悪いのか」といったことだけを基準に仕事を考えると、何をすれば手っ取り早く金を稼げるか、儲けることができるかということから仕事を選ぶことになります。しかし、こうしたアプローチから職業を選んだ人の行く末は、近年話題になった経営者による事件を見れば明らかです。金を得ることだけが目的ですから、その仕事の社会的な影響度に深く思いを致すこともないでしょうし、仕事に誇りを持つこともないでしょう。したがって、仕事に対する責任感も持っていません・・・



上記の内容をはじめとして、更に深堀した内容のお話をさせていただきます。

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