想定する対象者
夫婦で協力して家事・育児をしたいと望みつつ、特に妻が夫に不満を持っている保護者の方々、時に妻は仕事を辞めたいと思うほどの忙しさの中にあります。
イクメン、カジメンという言葉が登場して数年。家事・育児に積極的な夫が「出現」しています。
しかし、そうした風潮に妻は期待すれども裏切られ、夫はプレッシャーは感じつつ仕事の忙しさから行動に移すのは難しいという現実がないでしょうか。協力したいという気持ちの夫が一歩踏み出すには、どんな夫婦関係が必要でしょうか。
提供する価値・伝えたい事
ワークライフバランス(仕事と生活の調和)を正しく理解し、職場・家庭で実践できるように、具体的な方法をお話します。
夫婦で協力して家事・育児をする方法を中心に、究極的には、取得率0.02%の18年前に育児休業を四ヶ月取得した夫を例に、その効果を短期的、長期的な観点からお話しします。
妻が働き続けることが夫婦と子どもにとって幸せな家族のキーポイントになること、仕事をもっている女性に自信を持っていただける内容です。
内 容
Ⅰ ワークライフバランスの必要性とメリット
●ワークライフバランス(仕事と生活の調和)は老若男女すべてがお互い様のこころを持つこと
●WIN-WIN関係にとどまらず、企業も働く側も家族も三者にメリット、さらに社会的な効果
・企業…貴重な人材の継続雇用、生産性の向上
・社員…働き甲斐・高収入の維持、人間性・仕事能力のアップ、多様な人生設計
・家族…夫婦、親子関係の深まり
・社会問題の解決…所得税と社会保険の担い手が増えれば財政に貢献
「デフレの正体」の正体、生産年齢人口を増やす
無駄な財政支出や医療費を削減にもつながる訳
介護問題の大波に対する社会的な備えは配偶者である夫と息子の家庭力
Ⅱ 子育て世代のワークライフバランス
●現代女性は3K(結婚、子ども、家庭)から6K(雇用、綺麗、教育も)へ
●長い人生最大のリスクヘッジは夫婦ともに収入があること
●夫の月収10万円増加 = 平日の夫婦の会話時間〇分増加、育児分担○%増加
●夫はワークライフバランスをどう図るか
●仕事と育児を夫婦で両立するためのコツ
・先生や上司がいない家庭、育児は主体的な情報収集が鍵
・家事は誰でもできるが、やり方は千差万別、夫婦は別の家庭で育ったという事実
・お互いに褒めて褒めて、上向きのらせん階段へ
・配偶者は親と違うと肝に命じ、職場に近く、ダイバーシティ理解の場
・一方で、最高にリラックスできる素でいられる家庭を作るには
・家事は家族みんなで楽しく…合言葉はキビキビ、サッササッサ
・妻が主導、夫がお手伝いでは双方に不満が
・時間のすれ違い、コミュニケーション不足は家事を通じて補える
・子どもは「お手伝い」から家族の一員としての自覚へ
●夫の育児休業はボウリングの一番ピン( by 勝間和代 )
・2010年6月の育児休業法改正の目玉は育休パパプラス
・二人以上子どもを望めるかどうかは夫次第
・子どもの健やかな育ち、仕事能力のアップなど計り知れないメリット
業務外の講師への取次は対応しておりません。