提供する価値・伝えたい事
うまく伝えたい、対話したい。
コミュニケーションにおいて「うまく」とは何なのでしょう。
元々、話下手で言葉数の少なかった私が、あることをきっかけに
急追マスメディアを通して衆人環視の前で話す/伝える側に立ちました。
テレビもラジオも、放送という場は直接顔が見えない、
声が聴こえない相手を目の前にしながら
話し、伝え、対話する場所です。
見えもしない相手に伝わるのか?が最たる不安の1つであり、
本番に当っては常に「相手にうまく○○する」ための自己と闘いの時間でもありました。
しかし、そんな中でも、務めるほどに、
「相手に伝わっている、相手の声が聴こえてくる」手応えを間接的ながら感じたのです。
それはテレビよりも、ラジオ。顔の見えない者同士が向き合う会話は
『”確かに(うまく)”伝える力・聴く力・対話する力』の養成の時間に
なりました。
話す(アナウンス)技術の訓練の時間も殆ど無いままのスタートながら、
365日生放送の中で、いつしか独自のスキルとノウハウが出来上がり、
のちにキャスター育成に携わるための知識と知恵と技術になっていたのです。
日々の実務から実感しつつ体得したその技術は、話下手の私に、
いつのまにか、公的な場所に限らない、日常のおしゃべりでも使える
『無理のない話す力・聴く力・対話する力」を育くんでいました。
それは個性が息づいているコミュニケーション力とも言えるもの。
話す+聞く=対話、は万人が共通して行っている
人類最大の創造的な作業と言われています。
本講義では、一般的に流布している既存のコミュニケーション術を
織り交ぜつつ、何よりも参加者ひとりひとりの個性をベースとした、
各人のコミュニケーション力のアップを目的とした内容です。
約2時間、進行はQA方式のほぼ全編が実践ワークショップの形式。
1)コミュニケーションというものへの一般的な理解を深めるつつ、
同時に、
2)個性あるあなたの創造性を生かしたコミュニケーション・スキルを
発見/構築/向上する、
一助になれば幸いです。
内 容
形式:各テーマについて質問形式で進める。
受講者自らがコミュニケーションについて考察、発言するという
能動性を重視、講義全体をワークとするイメージ。
テーマと流れ
1)話す/質問する(伝える)
2)聴く
3)対話/議論する
4)ワーク:2種類(個人、グループ)
5)まとめ
必要に応じて短いブレーク、時間に余裕があれば最後に質疑応答
業務外の講師への取次は対応しておりません。