想定する対象者
・「ブラック企業」との風評被害に苦しむ企業経営者、人事採用責任者の方
・不人気業界の企業経営者、人事採用責任者の方
・知名度がない中小零細企業の経営者、人事採用責任者の方
・応募者から支持され、ミスマッチのない採用を実現したいとお考えの経営者、人事採用責任者の方
・「いまどきの若手」の考えや価値観がよく分からないと困惑している皆さま
2013年度の流行語大賞にノミネートされた「ブラック企業」。劣悪な労働環境ばかりが注目され、経営者にとっては「明日は我が身…」と忌避されがちなテーマですが、実は中には参考にできる事例が詰まっているのです。
なぜ、いかにもハードワークで、不人気業界/職種で、知名度もないような会社に応募希望者が集まってくるのでしょうか。それどころか、中には願っても採用できないような「いい人材」が積極的に希望して入社してくる会社まであるくらいです。
もちろん、故意に違法行為を奨励するようなブラック企業は淘汰されなくてはなりませんが、工夫を凝らして採用を成功させている会社の事例と秘訣には学ぶところがあるはずです。
提供する価値・伝えたい事
不人気業界や職種であっても、知名度もないような中小零細企業であっても、また世間から「ブラック企業」と揶揄されるような会社であっても、応募希望者が集まり、採用に成功している会社があります。そんな会社に共通する点とは何でしょうか? そのキーワードは「RJP」です。
本研修は「ブラック企業」の専門家が、これまで対応してきた多数のケースの中から「応募者があなたの会社に注目するポイント」「応募者があなたの会社に興味を持つポイント」についての共通点を解き明かしていきます。また、採用選考時に陥りがちなワナと、いい人材を見抜くための面接手法についても最先端のノウハウをお伝えします。
とはいえ実践にあたって困難なことは特段なく、組織内における普段の習慣を変えることで対応できることばかり。本講座でのポイントを日々実践することで、モチベーション溢れる人材の採用に成功し、組織活性化を実現することができるでしょう。
(ここで学ぶ対象としている「ブラック企業」とは、故意に違法行為を奨励するような悪徳企業ではなく、「ハードワークのためにブラックとの風評被害を受けているが、卓越したマネジメント手法により従業員満足度が高く、高収益の会社」を指します
内 容
【オープニング】
講師より自己紹介
「ブラック企業」と「大学教育」に関わってきた実体験を解説。
現在の最新採用動向について
【ワーク】
ブラック企業って、どんな会社のこと?
【講義】
そもそも、ブラック企業とは?
(1)ブラック企業の定義
(2)どんな要素があると「ブラック認定」されるのか
(3)逆に、「ホワイト企業」と呼ばれる企業の特徴
【ワーク】
あなたの会社は「ブラック企業」ですか?
【講義】
ブラック認定企業&無名零細企業が採用・定着に成功した理由
(1)事前準備としてやったこと
(2)募集時にやったこと
(3)会社説明時にやったこと
(4)選考でやったこと
(5)面接でやったこと
(6)内定出し以降にやったこと
【ワーク】
「現在の選考でやっていること一覧表」記入
【講義】
「ブラック企業」との風評被害に遭わないようにするために
(1)なぜあの会社は、ハードワークなのに人が集まるのか?
(2)ブラック認定要素がありながら人気もある企業の共通点
(3)伸びてる会社&デキる社員の共通認識
(4)今日から何をすればいいのか
【ワーク】
「やるべきこと」リストアップとスケジュール作成、共有
【講義】
本日の振り返り
【構成について】
・講演形式でも、研修形式でも対応可
・最短1時間から6時間程度まで
・1回完結型から、複数回のシリーズ対応まで可
・12名~60名規模
・島式配置、ワークショップ形式が基本だが、スクール形式でも対応可
・スクリーン、プロジェクター使用
根拠・関連する活動歴
・講師は日本を代表する「ブラック企業」の専門家。就職先は、2ちゃんねる「ブラック企業ランキング」殿堂入り企業。経営企画部門で、悪名高い創業会長のアイデアを実行する役割を果たす。華やかな経歴とは裏腹に「ダメ社員」として日々上司からツメられる生活をおくるも、苦労しつつ底辺から這い上がり、リーダー、マネジャー、事業部長、役員、経営者まで歴任した経験を持つ
・キャリアコンサルタント、および人事採用担当者、経営者(採用責任者)として延べ2万人以上の面接、面談経験を持つ。その過程で多くのブラック企業の実情に接するとともに、「デキるビジネスパーソン」と「ダメ社員」に接し、業界・職種・年齢・性別を超越する彼らの共通点を見出してきた
・現在はそれらの知見を基にした実践的な就職研修、新人研修、営業研修、管理職研修、キャリア研修、コミュニケーション講座などを企業、行政、教育機関などで展開中。 受講生は16歳から60代まで幅広い。同時に、大企業のブラックな実態を各種メディアで告発し、労働問題に一石を投じている。
業務外の講師への取次は対応しておりません。