想定する対象者
医療関係者と患者さまのコミュニケーションに関心のある方
提供する価値・伝えたい事
14年間JALのCAとして身に着けたホスピタリティーと米国のコミュニケーショントレーニングの知恵を人間関係に生かす極意をお伝えします。
医療の現場では、医師・看護士と患者さまの信頼関係が重要です。
誤解のない分かりあえるコミュニケーションを取ることが信頼関係を築きます。アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士のコミュニケーションメソッドをお伝えします
患者さんを励ましているつもりが、実は患者さんの心を傷付けていることがあることをロールプレイを交えながら実感していただきます。生きる力を引き出すことで、治癒力UPを可能にします。
例えば、患者さんが「薬を飲みたくない」と言ったら、医師や看護師のあなたはどうしますか?
「薬はちゃんと飲まなきゃだめです!」[この薬は新しい薬で、とっても効きますよ」「薬を飲まないと、また血圧が上がり、入院することになりますよ」などと、こちらの考えだけを一方的に伝えていませんか?
実はこのような声かけをすると、患者さんとの信頼関係が壊れる危険性があるのです。
さて、それではどうすればよいのでしょうか?
その答えを伝授します。
内 容
☆コミュニケーションは言葉だけじゃない?
人は主に言葉でコミュニケーションをしますが、実は言葉より、顔の表情、態度などからより多くの情報を得ています。患者さまや職場の仲間にとって、笑顔、スキンシップなどがコミュニケーションをとりやすくする土台になります。言語にならにサインを読み取る能力は大切です。
☆ゴードンメソッドの三つの知恵
その1 聞く→ 相手の心の声を聞く→ 能動的な聞き方
その2 話す→ 自分の思いを率直に伝える→ わたしメッセージ
その3 対立を解く→ 押し付けない解決法→ 勝負なし法
☆コミュニケーションの基本タイプは3つ
☆問題所有の原則
その人の悩みや問題はその人のもの
解決策を決定する権利は相手に所有権があるのです。本人の人生の所有権を侵さない援助が大切です。
☆コミュニケーションが止まってしまうおきまりの12の型
☆相手が悩んだときには、能動的な聞き方で援助する
☆やってみようロールプレイ
実際の場面を想定してやりとりをします
☆私が患者さまの行動や言動に困ったら、率直な自己表現をする
自己表現の大切と自己表現の方法
業務外の講師への取次は対応しておりません。