いじめを未然に防ぐ、いじめのサインを見つける

加納寛子
かのうひろこ

教育・青少年育成

加納寛子
かのうひろこ

山形大学 基盤教育院 准教授
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想定する対象者

いじめの被害者・加害者になる子どもたちが増えている。ネットいじめを受けて自殺する子どももいる。いじめをどう早期に発見し対処するかについてか『いじめサインの見抜き方(金剛出版)』を使用してお話しします。
いじめの問題に関心のある保護者・教育関係者。

提供する価値・伝えたい事

いじめは特別な問題を抱える子どもが起こす問題ではありません。どんな子どもにも起こりうる問題です。クラスで友達をいじめた加害者として指導した子どもが,ネットいじめに遭うこともあります。一度いやなことが書き込まれた,一度友達に無視された,などの出来事だけで,自殺を考える子どもはいません。子どもなりに,いろいろな解決策を試すものです。それでも,救われないと感じたとき,心が壊れてしまい,自殺を最後の解決策だと考えるのです。不登校にはいろいろな要因がありますが,いじめが原因の不登校ならば,いじめを解決することにより,自ずと不登校も解決に至るでしょう。
 見て見ぬふりをしたり,子ども同士のけんかだと見過ごすうちに,溝は深まり,容易には解決し得ないいじめに発展してしまいます。 
 ささいなSOSを発しています。早期発見が,いじめを完治させる決め手です。

内 容

いじめの被害と加害
加害行為の構図
LINE利用率
LineとプロフやSNSやメールの違い
以前からあったネットいじめ
アイコラいじめ
画像・動画UPによるネットいじめ
Lineいじめの特徴
即レス症候群
ネットいじめはリアルな関係を反映している
エンターテイメント化するネットいじめ
舞台としてのインターネット
信頼性の低い話も時間が経つと本当のことに思えてくるのはなぜか
ルサンチマンと嗜虐性の芽生え
関係性攻撃

果たして正義は通用するのか。
法的にはどこまで裁くことができるのか。
被害者を救う方法はあるのか。
加害者を生まない対策はどうしたらよいのか。

根拠・関連する活動歴

その他講演全国100件以上一覧
http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/102_gkgai_katsudo_1_ja.html

いじめサインの見抜き方、加納 寛子 (著)、金剛出版
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4772413731?ie=UTF8&creativeASIN=4772413731&tag=kanoh-22&tag=chrome00-22

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