想定する対象者
中小企業経営者、人事担当者
今後労働力人口が減少していく中で、人材確保は緊急かつ重要な課題です。
特に、建設業においてはすでに震災復興への対応や東京2020五輪への準備で、人手不足の問題が待ったなしの状況です。
平成26年7月に大阪商工会議所が公表した「雇用状況に関する緊急調査」によると、全体の6割超の企業で従業員が「現在不足している」「今後 不足する懸念がある」と回答しており、建設業ではこの割合が92.0%となっています。
提供する価値・伝えたい事
このような状況を踏まえて、本セミナーでは、人手不足時代において、選ばれる会社に必要な人事労務管理のポイントと、また、確保した人材に対する効果的な人材育成について、学べる内容となっています。
内 容
1.人手不足時代到来!これからの人材確保に必要なこととは
(1)人手不足時代が到来!なぜ人手不足がおきているのか?
(2)現在の状況と今後の人手不足の予測について
(3)中小企業が人材を確保するために必要なこととは
2.【理論編】魅力ある会社とは?人手不足時代の人事労務管理のポイント
(1)従業員にとっての魅力ある会社とは?
・【個人ワーク】&【ペアワーク】まずは自ら「魅力ある会社」の定義について考えてみよう。
・各種資料・データによる若手人材からの声
(2)あなたの会社の労務における魅力度チェック
・【個人ワーク】「労務における魅力度アセスメント(弊社にてオリジナルアセスメントを作成)」により、自社の現状を知ろう。
(3)魅力ある会社になるための人事労務管理とは
・中小企業に求められる人事労務管理のハード面とソフト面
・ハード面・・・制度・書式・ルール等
・ソフト面・・・運用・コミュニケーション等
3.【実践編】魅力ある会社とは?人手不足時代の人事労務管理のポイント
(1)【ステップ1 (イメージ 従業員数10人未満の会社)】
・コンセプト・・・法律で決められたルールを守り、労務管理の基礎を定着させよう。
・雇用契約書の作成
・労働保険と社会保険への加入 など
(2)【ステップ2 (イメージ 従業員数10人以上30人未満の会社)】
・コンセプト・・・組織としての形を整えよう。就業規則により各種ルールを明文化しよう。また、自社にふさわしい人材を採用するとともに、採用した人材を育成していくという意識を持とう。
・就業規則
・採用基準
・管理職研修 など
(3)【ステップ3(イメージ 従業員数 30人以上の会社)】
・コンセプト・・・評価制度を導入することにより、公平な成果をフィードバックしよう。また、計画的かつ継続的な研修を実施し、中長期的な人材育成にとりかかろう。
・定期面談
・人事評価制度
・社員研修 など
4.職場改善や人材育成に支給される助成金のご紹介
建設労働者確保育成助成金 等
5.終わりに
今日の学びのシェア等
※実際の研修内容とは異なる場合もございますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
業務外の講師への取次は対応しておりません。