想定する対象者
部下が言うことを聞かない
部下が何を考えているのかわからない
部下に覇気がない
部下の服装がだらしない
部下の本音が知りたい
このようなお悩みを持つ管理職の方が対象です。
管理職として部下とのコミュニケーションをしっかりととり、信頼関係を築くことが業務を行う上でのミッションとなる立場。
とは言うものの、世代の違い、職位の違いから本心で意見を交換することはまだまだ難しく課題となっている職場も多い。
すべての社員がそれぞれの能力を十分に発揮させ、作業効率をあげることやアイデアのシェア、ミスの防止などに尽力することがお客様から選ばれる企業になるためには欠かせない。
職場でのコミュニケーション不足や軋轢がその妨げになってはもったいないことである。
お客様の笑顔や幸せに全社員がベクトルを向け、会社の発展に貢献するために管理職としてどのようなことに配慮すべきか?ということは社内の仲間同士ではなかなか指摘しにくいもの。
それゆえに日々、「管理職としての自分は部下にどんな背中を見せているのか?」と立ち止まってみることが必要ではないだろうか。
提供する価値・伝えたい事
どんな時代になってもよく聞かれる言葉、
「今の若いやつらの考えていることはわからない」
「俺たちの時はこうだった」。
きっとあなたが新人の時にも言われたはずです。
時代が変われば環境も変わる。
環境が変われば考え方も変わる。
そんな中で部下を育てていかなければなりません。
部下を引っ張っていかなければなりません。
あなたが新人だったとき、どんな上司に憧れたのか、
どんな上司の言う言葉なら素直に受け止められたのか…
まずはそこから振り返ってみませんか?
職位が上がれば上がるほど誰もあなたに苦言を呈さないものです。
だからこそ、「自分は部下に信頼される背中を見せているのか?」「部下を抑え込んでばかりで若い世代の可能性を潰してはいないか?」と立ち止まって考えてみる機会が必要ではないでしょうか?
内 容
<導入>
「どんな上司なら信頼されるか?」
信頼されるために必要な要素を知っている事と実践しているかどうかは別の話。
琴線その①【外見力】
・リーダーとして清潔感と品位を保ち、その立場に相応しい身だしなみをしているか?
身だしなみとは、「他人が見てOKと思うかどうか」。リーダーとして指導する立場にある以上、模範となるような説得力のある外見力は大切
琴線その② 【行動力(コミュニケーションにおいて)】
<挨拶・アイコンタクト・表情>
・挨拶とは「わたしはアナタの存在を認めていますよ!」という想いが表されたものでなければ意味がない。
・闇雲に大声を出せばいいというものでもなく、臨機応変に笑顔で会釈でもいい。
「誰に挨拶するのか?」
→誰にでもすること!
自社ビルにいらした方でさえ、面識のない人だと自分の仕事に関係ないと思いがち。社外の人間はすべてお客様。この意識、弱い人が多し。管理職として率先垂範すること。
・また、目上の人にはまず自分から挨拶と言うのは基本であるが、部下から尊敬される上司ほど、部下にも自ら挨拶しており言葉使いも丁寧。
<常に見られてる意識を持つ>
・会社周辺にお住まいの方、駅員さん、コンビニの店員の目を意識しているか?
・SNSが普及した昨今、1人の無責任な言動が、拡散するのはアッと言う間
・1人1人が会社の看板を背負っているという緊張感を持ち、全員で会社の企業イメージに貢献すべき。皆さんは、それを部下に浸透させ牽引する立場。全ての行動に率先垂範が求められる。
琴線その③【包容力】
権限を持つ人間の顔色を伺うだけの職場にはどんなリスクがあるか?
→新しいアイデアを提言できない。ミスを指摘しあえない。本来の企業の存在意義まで失ってしまう可能性あり。
<まとめ>
①外見力 ②行動力 ③包容力
これを一言でいうなれば→説得力=語る資格
・もし、皆さんが管理職として「部下の本音をもっと聞きたい」と思っているならばその思いを部下に伝える必要がある。また、部下からの提言は勇気と覚悟が必要だと理解すること。
・同じ会社に勤める仲間同士で遠慮や摩擦を起こしていてはもったいない。目指すはお客様に喜んでいただけるものを提供し選ばれる企業。
根拠・関連する活動歴
長年、大企業に在籍した経験と教官の経験を元に
・どんな上司ならば現場がモチベーションアップしたか?
・指導する立場にあるものには説得力が必要
・「何を」言ったかではなく「誰が」言ったか?
・上司と部下のコミュニケーション不足がもたらす損益
以上の視点から講演を実施。
管理職の受講者からの声として
・初心にかえりたいと思った。
・部下の声を聞きたいと思った。
・できることから始めてみます。
というような声が多く聞かれた。
また、人事担当者からは
「管理職向けの講演で80%を越える満足度は予想外でした!感謝感謝です!」
といった驚きの声があった。
業務外の講師への取次は対応しておりません。