想定する対象者
中小企業の経営者や管理職の方に向けた内容です。
もっと会社を成長させるにはどうしたらいいのかとお悩みの経営者や、業務効率が悪いとお考えの中堅社員の皆さんに、今すぐ役立つお話しをさせていただきます。
提供する価値・伝えたい事
人口減少による人手不足や増税など、企業を取り巻く環境は厳しくなる一方の昨今ですが、成長を続ける企業が存在するのは事実です。
その成長を続ける企業のひとつに、トヨタ自動車が挙げられます。
トヨタは独自の考え方世界的な大企業になった今でも変わらずに成長を続け、平成26年には営業利益2兆円を超えて過去最高益を達成しました。
そんなトヨタの現場では、いったいどのような考え方で仕事が進められているのか、どんな社員を育てているのか、そういったことを現場出身者の経験からお伝えするのが本講座です。
私自身、20歳でトヨタに入社した際には、勉強もできない仕事もできない落ちこぼれ社員でした。そんな私を見かねた先輩たちが丁寧に「働き方」や「考え方」を教えてくださり、4年目には整備技術を競う「技能オリンピック」で最年少優勝を果たすメカニックに育っていました。
トヨタを卒業した後も、IT業界やWEB業界において成果をあげ続けることができました。
それらはすべて、トヨタで学んだ「カイゼン思考」とも言える考え方のお陰なのです。
本講座では、その「カイゼン思考」を余すところなくお伝えするつもりです。
【トヨタの現場でのエピソード】を中心にお話しいたしますが、自身の仕事に置き換えて考えていただきながら、興味深く聞いていただけるものと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
内 容
【1】 トヨタはいかにして成長企業になったのか
・成り立ちと現状
【2】 トヨタの現場からみた「カイゼン」キーワードを解説
『5S』 / 『巧遅より拙速』 / 『多能工』 / 『三現主義』
『動くのでなく働く』 / 『モグラ叩きはしない』 / 『視える化』
『非常識な目標を立てる』
【3】 トヨタの現場では何を言われているのか?
・「探す」「運ぶ」は仕事ではない。
・同じ石で二度転ぶんじゃない。
・言い訳をする頭で実行することを考えろ。
・二階級上の立場で考えろ。
・大切なのは「目的はなにか」である。
・課題のない報告はいっさい受け付けない。
以上の内容につきまして、エピソードを交えながら、また、スライド写真や動画などをお見せしながらお話しさせていただきます。
根拠・関連する活動歴
2000年 トヨタ技能オリンピック優勝(最年少)
2001年 トヨタ「アイデアツールコンテスト」全国大会出場
2002年 トヨタ「アイデアツールコンテスト」全国大会出場
2014年 「トヨタのPDCA」(あさ出版)発売
2015年 「トヨタの自分で考える力」(ダイヤモンド社)発売
2015年 トヨタ技術記念館にてトヨタ自動車株式会社とともに講演
業務外の講師への取次は対応しておりません。