想定する対象者
・縮小する国内市場から、海外への販路開拓を模索している地域の中小企業の皆さん
・地域の中小企業を支援する公的機関の皆さん
・市場の縮小に悩んでいる地域の製造業の業界団体の方
提供する価値・伝えたい事
この講座は公的機関でよく開催される「海外販路開拓セミナー」のように、販路開拓のノウハウを教えるものではありません。それよりも大切なことは、地域の小さなものづくり企業でも、情報通信技術の発達によって世界を相手にできるのだという意識の変革です。この講座では、実際に海外への販路開拓に望んでいる地域のものづくり企業の事例を通じて、日本のものづくりを担う中小企業の皆さんに感じていただくことを目的としています。
内 容
1.世界は狭くなった?
(1)『ドラえもん』は技術革新の示唆モデル
(2)情報通信技術の進化
(3)日本企業の海外進出(1960年代後半~1980年代後半)
(4)海外での事業展開における問題点と課題
2.地域の中小企業が進める海外への販路開拓事例
(1)(株)A製作所(石川県野々市市)
(2)公的支援機関(JETROとJICA)
(3)(株)B精機(富山県富山市)
(4)『石川県内航空機部品モノづくり中小企業の海外展開支援プロジェクト』
3.スキルアップトレーニング(90分以上のセミナーの場合)
(1)グループワーク
(2)成果の共有とまとめ
根拠・関連する活動歴
・大学時代の8か月間のアメリカ生活
・通商産業省(現・経済産業省)貿易局での勤務経験
・大学院で教育社会学を研究した実績(人を育てるノウハウ)と、中小企業診断士として、実際の企業の経営改善を支援している実績(会社を育てるノウハウ)
・北陸鉄工協同組合事務局長および石川県金属商業組合事務局長(いずれも非常勤)として、日々製造業の経営者とお会いし、企業を訪問する中で得られた実践事例
業務外の講師への取次は対応しておりません。