地域貢献はボランティアじゃない!
~ブランディングから始める地域貢献~

佐々木政幸
ささきまさゆき

佐々木政幸
ささきまさゆき

有限会社アズソリューションズ代表取締役
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提供する価値・伝えたい事

地域貢献を行う前に、自社の利益を考えることが先決です。
地域貢献は聞こえはいいですが、ややもするとボランティアとなってしまうことがほとんどで、結果、何も生み出さなかったということになってしまいます。
東日本大震災でも、初めはボランティアの方々が全国から行っていましたが、身銭を切って行いながら自己には何も利益となることがない。そうなってしまうと継続性が生まれません。

私は現在、被災地の復興支援を行っており、当然ながら各地の行政、商工会議所、観光協会等と連携をしております。「もう復興支援ではなく復興応援の時期にきています」と申し上げ、「あくまでも被災地の中小企業の方々が失った営業基盤を取り返すために復興応援ビジネスとして行います」。と理解を得ております。

地域に根差した企業の活性化と継続的な地域貢献は、上位概念に利益があって下に地域貢献があります。

内 容

地域の強みをはっきり意識することから始めることが大切です。

強みを活かした地域貢献とはなんだろうと考えるのではなく、地域の利益を生み出す手段には何があるのだろうか。と戦略を立て戦術を練ることです。

地域貢献をしながら事業を継続することは理想ですが、現実は難しいでしょう。事業を継続(つまり利益を創出)しているからこそ、地域貢献が可能になるのです。

東日本大震災で被災された企業の現状とそこに群がった輩を見れば明らかですし、全国からきていただいているボランティアの皆さんのモチベーションを見ると、地域貢献やボランティアの言葉の響きとは対照的な現状が浮彫となってきます。

つまり、地域貢献が先ではなく自己の利益があって地域貢献が可能になることをご理解いただきたい。
そして、地域貢献の継続的活動が可能となったとき、はじめて自己(または自社)への評価が変わってくるのです。
本気で行うことへの他人の目は、劇的に変わってきます。

東日本大震災の被災地企業、行政等と取り組んでいる「ブランディング
について事例を交えながらお話をさせていただきます。

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