想定する対象者
自分の意図に反して部下に反抗された、上司に叱られた、業者さんに断られた。こんな経験を二度としたくない方に。
提供する価値・伝えたい事
上記の三者の方達は、貴方に自分の立場をおびやかす危険を感じているのです。それならば解決策を他責とせず、自分の生き方に生かすプランを展開しましょう。それぞれの解決策に、解決度をA~Cにランク分けし、プランを施行する優先順序を付けています。
内 容
本講演は安全対策のベテランから初心者まで、安全を安心に替える知識をPPTで見える化しています。
Ⅰ.今、不都合な現実を分析する (10分)
1.原因の殆どがポカミス、ヒューマンエラーの防ぎ方
Ⅱ. 人の危ないヒューマンエラー解決策 (20分)
1.リスキー体質を見極める、設問と回答
2.リスキーな決定を下す集団の改善
3.安心が危険を生む矛盾の事実。
Ⅲ.現状を解決する防止デザインの数々 (50分)
Ⅲ章.は、本講演の核で、発生事例とそれへの解決事例を講演します。解決事例を、ISO /IECガイド51のルールでA~Bにランク分けして,、是正の優先順位を示しています。安全対策を始めて間もない方でも、国際ルールで対策を進めることができます。
1.【行動の制限】 安全しかできないよう工夫する
・車が必ず徐行する道のつくりかた
・両手でしか押せない起動スイッチの仕組み
2.【強制効率】 ミスができない組立て冶具の工夫
・組立て順序が強制されミスができない仕掛け
3.【工程の簡素化】 代々続けていた工程に問題があった
・仕組みの無駄を廃止したら電気量も削減できた事例
4.【重力を味方にする】 永久不滅のエネルギーを利用
・改善前の流通量が、重力を味方にしたら、170%にアップした
5.【ポカミス防止の本道】 緊張感の維持と達成感のバランス
・達成感を行程に組込みエラー減少
・現金ATMは、ヒューマンエラー防止でプログラム
・【注意喚起のタイミング】 高所作業は地上から5メートルが危ない
6.【モチベーションアップ】 作業員の技量でランクを競う
・上昇意欲を促す、全員のランクを現場に掲示
7.【納得作業】 作業全体を理解する機会を常設
・毎日の作業前ブリーフィングで良かった点(悪かった点)を共有
8.【協力要請】 周囲に告知して安全を確保。
・路面に緑の通行帯。高齢者に思いやり道路
・世界に日本人保護をパスポートが要請
・先回りの謝意が人の行動を良い方向に誘導
9.【具体的指示】 先に言ってくれれば!
・何のためにどうする。注意標識の基本
10.【自己客観視】 鏡は外見とともに心も映しだす。
・入口に鏡を設置。自己客観視でモチベーションが上がった
・実は、駅のホームドアも鏡も自殺防止の装置
Ⅳ章.まとめ(10分)
Ⅰ章、Ⅱ章.は、現状を大づかみに把握します。それによって、Ⅱ章.で解説する個々事例の理解を深めます。
Ⅲ章.は、本講演の核で、発生事例とそれへの解決事例です。
解決事例の効果をA~Bにランク分けし、ランクはISO/IECガイド51によります。
そして、解決に手を付ける優先順位を示します。これによって、安全対策に不慣れな方でも、国際ルールを守ることができます。
本講演は安全対策のベテランから初心者まで、安全を安心に替える知識をPPTで見える化しています。
根拠・関連する活動歴
■職歴・経歴
・日本大学芸術学部美術学科ビジュアルコミュニケーション卒業 芸術学士
・平凡社、ベネッセコーポレーション、イトーキに勤務
・(財)日本科学技術連盟認定 リスクマップ指導講師・実践技術者
・イトーキお客様相談センターで、80,000件のPL事故を解決。
・イトーキ品質保証部を新設、PL対策室長に就任。300件のPL事故を解決
・ ISO9001文書管理システム内部品質監査主任監査員。
・オフイス什器のPL対策ガイドラインを策定。オフィス業界、 パーティション業界のPL対応マニュアル、警 告ピクトデザインを策定し、業界安全を推進
・品質安全の講演を国内、海外で開催。5,000人が講習(2018年6月現在)
・その他、朝日新聞、読売新聞ほかに品質安全記事を連載。多数の企業、業界団体で講演中
・リスクマップ商標権者(特許庁)
・NPO評価センター評価委員(練馬区)
・ 日刊工業新聞に品質安全コンサルティング記事を15週連載。
・(財)日本規格協会委託事業 新書「日本を活かす、広がるインフラビジネス」を出版
■専門分野
品質安全、作業安全、クレーム安全、ヒューマンエラー防止対策
■主な著書
新書版『日本を活かす、広がるインフラビジネス』(日本規格協会)、『ピアノ気分』(平凡社)、『仏像』(平凡社)、『カメラマニュアル’82』(平凡社)、『つくって安全つかって安全』(鶏卵肉情報センター)、『PL対策ガイドライン』(日本オフィス家具協会)、『PL対応ガイドライン』(日本パーティション工業会)、『PL法に学ぶこと』(近代家具出版)、『個人情報保護法Q&A』(セキュリティ産業新聞社)
業務外の講師への取次は対応しておりません。