日本の近未来予測と50代から定年前のキャリア研修『シニア層のキャリアデザインが、これからの企業発展のカギ』

坂口 凛
さかぐちりん

人材・組織マネジメント

坂口 凛
さかぐちりん

生涯キャリアデザイナー&キャリアカウンセラー
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想定する対象者

経営者、人事担当者。50代からの企業内キャリア研修(50代以降の定年延長へのマインドセットまたはセカンドキャリアを見据えたライフシフト)の導入を検討している経営者、人事担当者。

提供する価値・伝えたい事

人生100年時代、定年が65歳から70歳そして生涯現役へ。超高齢社会の政策・制度は急激に変化することはやむを得ず、定年延長とともに、シニアの採用・活用も今後ますます、企業の社会的責任になってきます。また、働き方改革や定年などの制度変更は、会社を十分に熟知しているシニア世代の活躍こそカギを握ります。世界的にも高齢化が進む中で、高齢になっても、鍛えれば知力・能力・体力もどんどん発達する、若返るという研究報告が、世界中で発表されています。これまでの高齢≠老衰イメージを脱し、知力・能力+経験を存分に発揮できる職場環境づくりとキャリアデザイン研修の必要性をお伝えします。

50代以降の個人にとっては、長期化する定年後への不安や長期就業へのマンネリ化やポストオフや就業条件低下への無気力が現職への悪影響となる懸念もあります。また、50代からは、家庭や仕事での責任が重くなり、介護離職不安、更年期や体調不良など無気力やメンタル不調につながるリスクが、より深刻な世代です。特に、50代男性は、自己開示をして本音を吐露できない性格や状況がメンタル不調に強く影響しています。メンタル疾患や休職への予防のためにもキャリア研修やキャリアカウンセリングは有効です。

人生全体から今を捉えることで、試練への挑戦意欲やレジリエンスを醸成します。また客観的に仕事や職務を捉えることで、社会への貢献や同僚・職場への感謝などの再認識に繋げます。持続的なモチベーションや生産性の向上、継続的良好な人間関係の構築には、人生を長期的に、現状を客観的に俯瞰する視点が大切です。また、仕事とプライベートの両方を相談できるキャリアカウンセリングや定年後のシニアライフを視野に入れたキャリアビジョンなどの機会も、メンタルヘルスや生産性向上へ役立つ研修です。

内 容

①日本・世界の高齢化と近未来予測
②脱・高齢イメージ。知力・体力の発達、健康寿命の長期化
③人生100年時代の個人の人生設計(キャリアデザイン)
④定年延長、定年なしへの動き
⑤後半人生のキャリアルートの複数シュミレーション

根拠・関連する活動歴

法政大学大学院キャリアデザイン学研究科にて、日本の社会構造や企業風土にあった実務に役立つキャリア理論&キャリアプログラムを研究してきました。超高齢社会の喫緊の課題であるシニア層を支援するキャリアプログラムを開発。個別キャリアカウンセリングやアンケートにより、50代~の方が抱える仕事と家庭の悩み・不安を把握し、キャリア面談やキャリアカウンセリングの中で、本人に課題の本質への自覚を促し、意識変革・行動変化へ繋げています。
キャリア理論に基づく50代からのキャリア講座にて、自分の人生を振り返り、大事にしている人生観(ライフテーマ)を明確にすることが、より良い人生の形成や選択への意識改革・行動変化につながります。個人にとっても、会社にとっても、より良い選択(セカンドキャリアへの挑戦、雇用延長へのマインドセットなど)となるために、人生を俯瞰してキャリアデザインを描くことが大切です。
講座受講後、新しい挑戦やキャリア選択をした方のお礼の手紙を多数いただいています。

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