想定する対象者
主として企業向け
内 容
生成AIに代表される私たちの頭脳機能を強化・代替する情報技術の発展は、社会の在り方をDX(デジタルトランスフォーメーション)し、仕事の進め方や在り方が変わっていくかもしれません。ホワイトカラーの仕事が激減するともいわれています。
そこで大切になるのが「創造性」です。この言葉はあちこちで見受けられますので、見飽きている方も多いと思います。しかし、それを具体的な形に表すのはどうしたらいいのか、自分なりにやっているけど、これでいいのか自信がない方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、その課題解決に寄与するべく、仕事で「創造性」や「創る」ということを考えて実践してみたい人、自らのキャリアを自ら形成したい人に向けて、「創る力」というのを体系的に整理し、実践する一つの方向性を提示します。カギは、「プロデューサーシップ」という概念です。プロデューサーと聞くと、映画などエンタメ系の仕事というイメージがあって、関係ないと思うかもしません。しかし、それは異なります。私はプロデューサーシップというのは、仕事をする人みんなにインストールできる・すべき概念だと考えています。あるものと何かを組み合わせて価値を創っていく精神をプロデューサーシップと呼びます。これはイノベーションという定義にも近しいものがありますが、イノベーションはあくまで経済的価値の創出という側面があり、プロデューサーシップというのは経済的な価値に限定されない、誰かにとっての価値(その人・組織・社会が必要としている、あるいは役立ちそうなこと)を価値とします。価値づくりというのは、まさに「創る力」の本質だと考えます。誰かにとって価値のあることを創り、届けるのが創造的な仕事だと考えます。
「創造性」を発揮できるように、プロデューサーシップについて概念を説明し、それを実現するための3つのキー概念(想像力、自己対話力、関係構築能力)について説明します。
業務外の講師への取次は対応しておりません。