想定する対象者
これから事業承継を迎える中小企業の経営者。特に、業績がここ数年下降傾向で、後継者候補であるご子息やご息女に会社を継がせて良いものか悩んでおられる伝統産業など衰退期に入っている会社の経営者。
提供する価値・伝えたい事
1. 事業承継の新たな視点を提供:衰退期にある会社の経営者にとって、陳腐化した商品やサービス、古くなったビジネスモデルは大きな課題です。本セミナーでは、こうした課題を単なる「継承」ではなく「革新(イノベーション)」の機会と捉え、新たな事業を創出するためのアプローチをお伝えします。これにより、経営者は現状を打破し、次世代に価値ある企業を引き継ぐ道を見出すことができます。
2. 具体的な革新の方法論を学べる:実際に商品・サービスの革新やビジネスモデルの進化をどのように行うか、実例を交えながら具体的な方法論が学べます。これにより、経営者は自社に適したイノベーションを実現するための実行可能なステップを理解できる。
3. 具体的な家族との対話の方法を提供:子供との対話方法に悩んでいる経営者に、どのように事業承継について議論すべきか、具体的なフレームワークやツールを提供します。これにより、親子間の円滑なコミュニケーションを実現し、共に事業をどのように革新し、進化させていくかを話し合うことができるようになります。
内 容
<内容概略>
成長期や安定期の企業の事業承継は問題が少ないですが、衰退期に入った企業の事業承継は様々な問題に直面します。陳腐化した商品やサービス、老朽化したビジネスモデルを革新(イノベーション)して新たな事業を創出することで進化した承継を行うことができます。
<セミナー進行例>
1. オープニング
2. イントロ:衰退期企業における事業承継の課題
3. 事業承継を「イノベーション」の機会と捉える
- 事業承継を単なる「引き継ぎ」ではなく、革新のチャンスとして捉える新しい視点を提示
- イノベーションの重要性とその可能性について、事例の説明
- 陳腐化した商品やビジネスモデルを刷新し、次世代に価値ある事業を引き渡すための方法論。
5. 具体的なイノベーションの方法論
- ウェブを活用した市場調査
- AB3C分析(顧客、自社、競合、ベネフィット、アドバンテージの明確化)
- 戦略キャンバス(新たな価値の想像)
6. 家族承継におけるコミュニケーションの進め方
- なぜ親子のコミュニケーションはうまく取れないのか
- 対策
- 承継対話30の問い
7. 質疑応答
8. クロージング
根拠・関連する活動歴
<関連する資格・学位>
- 経営学修士(MBA)
- 組織文化コーディネーター
- 上級Webアドバイザー
2019年からイグジットプランナーとして事業承継に携わってきた。2021年から組織心理学を学びイノベーションが生み出される組織について学んできた。また、2023年からウェブを活用した中小企業でも低コストで取り組める「WEBイノベーション」をビジネスパートナーであるゴンウェブイノベーション社と共同で実践してきた。
業務外の講師への取次は対応しておりません。