伝わる研究発表:「ストーリー」と「余白」で高めるプレゼンテーションスキル

坪子理美
つぼこさとみ

その他実務スキル

坪子理美
つぼこさとみ

英日翻訳者、ライター  思いを「つなぐ」サイエンティスト  博士(理学)
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想定する対象者

理系分野(医学・薬学・歯学・理工学・農学等)の大学生・大学院生
学会発表の機会がある医師・医療関係者・ヘルスケア関係者

提供する価値・伝えたい事

学会発表や成果報告会など、研究活動にはプレゼンテーションがつきもの。
しかし、発表を行うだけで精一杯になり、プレゼンテーションの本質である「伝える」ことが置き去りになっていないでしょうか?
この講座では、受講者の皆さんの発表準備を助け、プレゼンテーションを通じて研究を発展させるためのポイントを一緒に学んでいきます。

* 進捗報告会や学会発表を「やるだけで精一杯」の時間から「聞き手とつながる」場へ
* 英語への苦手意識があっても伝わりやすいプレゼンテーションを行うヒント

内 容

1. プレゼンテーションとは
- 語源と意味
- 研究発表の役割
2. 「伝わる」プレゼンテーション
- 食材をコース料理に仕立てる
- 情報の「消化不良」を防ぐには
- ABTと起承転結:ストーリーの基本構造
3. スライド・台本作りのポイント
- 料理も発表も「盛り付け」が大切
- 余白と静寂の力
4. 伝えることはつながること
- なぜ研究発表をするのか?
- 言語の壁を超えて
- 異なる視点をつなぎ、新たな発見を生む

【追加・アレンジ例】
* 有志数名に実際に発表をしていただいての講評・ワークショップ
* グループワークの発表スライド作りのファシリテーション
* 日英バイリンガル版

根拠・関連する活動歴

博士(理学)。博士号取得後の2015年より、研究者・学生を対象とした研究発表・ライティング・科学英語指導に取り組む。
訳書『なぜ科学はストーリーを必要としているのか—ハリウッドに学んだ伝える技術』(ランディ・オルソン著、慶應義塾大学出版会)の翻訳企画を通じ、ストーリーの基本構造である「ABTフレームワーク」を日本に紹介。経済紙・ビジネス誌から医学雑誌まで幅広いメディアで取り上げられた。

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