想定する対象者
地元の特産品・工芸品の海外展開を目指す自治体の方
ものづくり(工芸・ハンドメイド・農産物加工など)に取り組む作家・生産者・製造業者の方
国際化・インバウンド客への対応として、ホームページや商品パンフレットの多言語化を検討している方
提供する価値・伝えたい事
グローバル化やインバウンド客増加が進む中、ものづくりに関わる方々は特産品や作品の魅力を世界に届ける方法についても考える時代となりました。
AI(人工知能)による機械翻訳は便利なツールですが、一方で誤訳によるトラブル発生やブランド価値の低下につながるリスクもあります。
この講座では、特定の企業・団体に属さないフリーランス翻訳者の視点から、
・翻訳の役割
・人間と機械(AI)による翻訳それぞれの特徴
・商品・作品の魅力を世界に届ける翻訳活用法
をお伝えしていきます。
内 容
1. 翻訳って、そもそも何?
- タテのものをヨコにする:翻訳の歴史
- 翻訳の専門分野いろいろ
- 機械翻訳のしくみ
- AI翻訳の強みと弱み
2. その翻訳、AIに任せる? 人間に任せる?
- 覚えておきたい。AIに任せると危険なのは…
- コスパ良好! 人間が訳すと格段に質が上がるのは?
- 節約のつもりが大失敗? 翻訳者とAIの使い分けのコツ
3. 外国語対応を始めるなら、まずはこんな形から
- 身の回りのものを「翻訳」の観点から見てみよう
- インバウンド客はお土産を選ぶ時にここを見ている
- あえて翻訳しないことも大事
4. 目指すのは、求める相手に届くこと
- あなたの逸品を「戸棚で眠る異国のスパイス」にしないために
- 翻訳を架け橋に、日本から世界へ
根拠・関連する活動歴
博士(理学)。2015年よりフリーランス英日翻訳者として活動。書籍・記事の翻訳を多数手掛けるほか、過去には大手ECサイトの日本語版ページ構築、機械翻訳のレビューなどにも関わる。プライベートでも旅行先や海外オンラインサイトでのショッピングを楽しむ。
業務外の講師への取次は対応しておりません。