文学×語学×生物学=「組み合わせ」から生まれる新たな力

坪子理美
つぼこさとみ

ライフプラン

坪子理美
つぼこさとみ

英日翻訳者、ライター  思いを「つなぐ」サイエンティスト  博士(理学)
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想定する対象者

副業・複合キャリア・パラレルキャリアを検討中の社会人
就職活動中の大学生・専門学校生
進路検討中の高校生・中学生

提供する価値・伝えたい事

【「自分らしいキャリア」に迷うあなたへ】

私が翻訳という仕事を始めたのは、子供の頃から抱いていた本への思い、生物学の分野での経験、そして、偶然の出会いが重なったことがきっかけです。

大学院時代、自己表現の一環として文章の執筆に取り組んでいた私は、その奥深さを味わいながらも、研究との両立の難しさを痛感していました。
そんな中、他にお仕事を持ちながら訳書を世に送り出している翻訳者の方と偶然お話ししたことから、「翻訳」という新たな道が見えてきました。
研究現場での経験、文章のトレーニング、そして、少しずつ続けてきた英語の学習を組み合わせることで、それぞれの力をより効果的に、より独創的に発揮できるのではないか…と考えるようになったのです。

異なるものを組み合わせることで新たな可能性を広げるのは、生物の遺伝や進化にも通じる方法です。

私は現在、自分が出会った英語の本を日本語に訳し、読者の方々に届ける仕事をしています。
他にも、執筆、研究、教育…と複数の活動を組み合わせることで、働き方と思考の両方に広がりが生まれてきました。

この講演では、このようなスタイルに至った経緯、フリーランスでの翻訳活動の実際、科学を社会に「伝える」上で大切なことについてお話ししたいと思います。
お越しくださる皆様にとっても、この出会いから新たな発見が生まれることを願っています。

内 容

1. これまでの歩み:「思い」と「出会い」
- 田舎で生まれ育った幼少期
- 関心と不安
- 進みながら見えてくるもの
2. 翻訳との出会い
- 異なるものをつなぐ仕事
- 多種多様な翻訳の世界
3. 科学のことを伝える
- ハーバード×ハリウッド
- 生の素材を料理に仕上げる
- 消化不良を防ぐコツ
4. 「組み合わせ」の力:新たな視点を持ち込む
- 一番でなくてもいい
- 好きなことを仕事にすべき?
- 異なる力を組み合わせ、自分の生きる世界を開いていく

根拠・関連する活動歴

英日翻訳者、プレゼンテーション講師、生物学者として、一つの肩書きに収まらないキャリアを開拓。
大学院在学中より、一般向け科学書の翻訳、科学シンポジウムの企画、学生を対象としたライティングセミナーの開催など、「人と科学をつなぐ」活動に取り組む。
パラレルキャリア・複合キャリアを歩む一人として、『アカデミアを離れてみたら—博士、道なき道をゆく』(岩波書店)への寄稿、『English Journal』(アルク)および『実験医学』(羊土社)での誌上インタビュー、オンライントークイベント「『アカデミアを離れてみたら』、どうなった……? バラバラな博士たちの本音トーク」(大学生協事業連合)への出演など、執筆・講演多数。

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