想定する対象者
長年の経験と専門知識を持ち、組織の中核を担う立場にある50代社員ですが、以下のような課題を抱えているかもしれません。
- 仕事の意義を見出せずモチベーションが低下している
- 過去の成功体験が通用しなくなり自信を失っている
- 定年前後のキャリアやライフスタイルに漠然とした不安を抱えている
- 組織の雰囲気にネガティブな影響を及ぼしている
- 体力の低下によりパフォーマンスが低下している
提供する価値・伝えたい事
この研修では、50代社員が自分自身の働き方・生き方を見つめ直し、主体的にキャリアを築くための視点を提供します。具体的には以下の点を伝えます。
1. 「なぜ会社が50代社員に期待をしているのか」を明確に伝えます。
- 会社が50代に求める役割(若手育成・知識継承・スキル支援・経営への貢献)を理解する
- これまでの経験を活かし、会社に貢献する新しい方法を見つける
2. 「50代のキャリアの選択肢」を提示する
- 定年後も含めたキャリアプランの考え方
- 自分に合った働き方を模索する
- 変化に適応するためのスキルやマインドセット
3. 「仕事の意義や楽しさを再発見する」
- 役割や環境が変わる中で、どのようにやりがいを見出すか
- モチベーションの再構築(視点の切り替え、目標設定)
内 容
第1部:現状理解と課題の共有(導入)
- 会社が50代社員に期待していることを説明
- 受講者自身が感じている悩みや課題を共有(グループワーク)
第2部:実例紹介
大手企業を60歳定年で退職し、新卒枠で60社に応募し紆余曲折を経て新しい世界に飛び込み今青春真っ只中。現在は天職とも呼べる仕事に従事している、ある男性の話
第3部:キャリアと働き方を見つめ直す
- 今まで歩んできた道を振り返り、自分の強み・価値感を再確認するワーク
- 「50代の働き方・生き方」についてのディスカッション
- 定年後のキャリア・ライフプランを考える(選択肢の提示)
- 会社でどのような役割を担うかの再定義
このように、50代社員が主体的にキャリアを考え、会社の期待と自分の価値観をすり合わせる機会を提供することで、組織全体の活性化につなげます。
業務外の講師への取次は対応しておりません。