現役幼稚園長が実践するモンテッソーリ流幼児教育のすすめ

石田安志
いしだやすし

教育・青少年育成

石田安志
いしだやすし

・現役幼稚園園長 元公立小学校校長 ・元文部科学省派遣ニューヨーク日本人学校 ・香港ジャパニーズインターナショナルスクール副校長 ・日本スポーツ協会 公認コーチ
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想定する対象者

これから子育てに関わる、父母、祖父母、保育士など

提供する価値・伝えたい事

藤井聡太氏、ザッカーバーグ、ビルゲイツ、スティーブジョブスなどが幼少期に学んだことで
注目を浴びているモンテッソーリ教育を、家庭でできる方法を伝える。

モンテッソーリ流子育ては、環境を大切にしています。「自ら育つ力がどの子にもあり、適切な環境を用意し、その環境にいることで子どもは力を発揮し、自ら育つことができる。」と考えています。0歳から6歳に見られる、言語、運動、秩序、感覚、社会性などこの時期にだけも猛烈に吸収できる時期があります。その時期を逃さずに、環境を整える必要性を伝えたい。

内 容

モンテッソーリ教育を受けた著名人の例
モンテッソーリ教育を受けたことで知られる成功者には、以下のような人がいます。
• ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
• ラリー・ペイジ & セルゲイ・ブリン(Google創業者)
• マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
• ビル・ゲイツ(Microsoft創業者)(一部モンテッソーリ教育を受けた)
• ジョージ・クルーニー(俳優)
彼らは、好奇心、探求心、創造力、問題解決力 に優れていることで知られています。これらはすべて、モンテッソーリ教育が育む力です。
モンテッソーリ教育を幼稚園で実践するには、以下のステップが重要です。
1. 環境を整える
モンテッソーリ教育では「環境が先生」とも言われるほど、環境設定が大切です。
• 子どもが自由に選べる モンテッソーリ教材 を用意(感覚、言語、算数、文化、日常生活の5分野)
• 低い棚に教材を配置し、子どもが自分で取り出せるようにする
• シンプルで整理整頓された教室を作る
2. 教師の役割を理解する
モンテッソーリ教育では教師(ガイド)は「教える」のではなく、「見守り、支える」役割です。
• 子ども一人ひとりの発達段階を観察し、適切な教材を提案
• 強制せず、子どもが自分で学べる環境を提供
• 「教え込む」のではなく、子どもの興味を引き出し、探求をサポート
3. モンテッソーリの基本理念を学ぶ
• 「敏感期」:特定のスキルを自然に身につける時期
• 「自己教育(自己学習)」:子ども自身が学ぶ力を持っている
• 「秩序の大切さ」:整理整頓された環境が子どもの学びを助ける
4. 日々の流れをモンテッソーリ的にする
• 「お仕事(活動)」の時間を設け、子どもが集中して取り組めるようにする
• 片付けまでが活動の一部とし、自己管理の力を育てる
• 大人主導ではなく、子どもの自主性を尊重する
5. 保護者の理解を得る
モンテッソーリ教育は一般的な教育法とは異なるため、保護者の協力も重要です。
• 勉強会や説明会を開き、モンテッソーリ教育の考え方を伝える
• 家庭でも実践できる環境作りを提案する
なぜ、モンテッソーリ教育を受けた子供たちは、大人になって活躍するのですか?

モンテッソーリ教育を受けた子どもたちが大人になって活躍する理由は、以下のような要因によるものです。
1. 自ら学ぶ力(自己教育力)が育つ
モンテッソーリ教育では、子どもが自分の興味に基づいて学ぶことを大切にします。
• 自分で選んで、試して、工夫する経験が積み重なる
• 失敗しても「なぜ?」と考え、改善する力が身につく
• 誰かに言われたからやるのではなく、「自分の意思で動く力」が育つ
このような学び方を経験してきた子どもは、社会に出ても 新しいことを自ら学び、適応し、成長し続ける ことができます。
2. 集中力と自己管理能力が高い
モンテッソーリ教育の環境では、子どもが 「自分で選んだ活動(お仕事)」に深く集中する 経験をします。
• 幼児期から「自分で決めたことに最後まで取り組む習慣」が身につく
• 時間をどう使うか、どの順番で取り組むかを 自分で考える力 が育つ
• 一人で静かに取り組む時間があるため、 内省する力 も鍛えられる
これが、仕事でも 自律的にタスク管理をし、集中力を発揮する ことにつながります。
3. 問題解決力と創造性が高い
モンテッソーリ教育では「答えを教えられる」のではなく、子どもが 自分で考え、発見する ことを重視します。
• 「どうやったらできるかな?」と試行錯誤する習慣がつく
• 多様な感覚を使って学ぶため、創造力が豊かになる
• 型にはまらない思考ができるようになり、新しいアイデアを生み出す力 につながる
こうした経験が、起業家やクリエイター、リーダーとしての資質を育てることに貢献しています。
4. 社会性と協調性が自然に育つ
モンテッソーリ教育では、異年齢の子どもが同じ環境で学びます(縦割りクラス)。
• 年上の子は年下の子に教えることでリーダーシップを学ぶ
• 年下の子は年上の子から学ぶことで、憧れと向上心を持つ
• 競争ではなく、協力しながら成長する文化 がある
これにより、大人になっても チームで協力しながら成果を出す力 が身につきます。
5. 自己肯定感が高く、挑戦を恐れない
モンテッソーリ教育では、「できた!」という成功体験 を何度も積み重ねる仕組みがあります。
• 他者と比較するのではなく、自分の成長を実感することが大切 にされる
• 失敗しても叱られるのではなく、「もう一度やってみよう」という環境がある
• 「やればできる!」という前向きなマインドセットが育つ
このため、大人になっても 新しいことにチャレンジし、自分の力を信じる姿勢 を持ち続けることができます。
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まとめ:モンテッソーリ教育が成功につながる理由
✅ 自ら学び続ける力がある(自己教育力)
✅ 集中力と自己管理能力が高い
✅ 創造的に問題を解決できる
✅ 協力して成果を出せる
✅ 挑戦を恐れず、自己肯定感が高い
これらの力が、大人になってからの活躍につながっているのです。
モンテッソーリ教育を実践したいとのことですが、どんな子どもたちにどのような力を育んでほしいと考えていますか?
家庭ですぐに始められるモンテッソーリ教育は?

家庭で簡単に始められるモンテッソーリ教育の方法を紹介します! 幼稚園での実践にも役立つので、まずは家庭で取り入れてみるのも良いですね。
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1. 環境を整える(子どもが「自分でできる」仕組みをつくる)
モンテッソーリ教育では、「環境が先生」と言われるほど、子どもが自立できる環境 が大切です。
✅ 家具や収納を子どものサイズに合わせる
• 子どもが自分で物を取り出せる低い棚を用意する
• 食器やおもちゃを「いつも同じ場所」に置く(秩序感を育てる)
✅ 子どもが自分で選べる仕組みを作る
• 服を2〜3セットだけ用意し、「どれを着る?」と選ばせる
• おやつを2種類用意し、「どっちにする?」と選ばせる
✅ 子どもサイズの道具を用意する
• 小さなホウキ、雑巾、じょうろ、スプーンなどを用意し、お手伝いできる環境にする
→ ポイント:「やってあげる」のではなく、「自分でできる」環境をつくる!
2. 日常生活の中で「お仕事(活動)」を増やす
モンテッソーリ教育では、日常生活の活動(Practical Life)がとても大切です。家庭でもすぐに取り入れられます!
✅ 子どもができる家事を用意する
• 机を拭く、雑巾を絞る
• 洗濯物をたたむ(小さいタオルなど簡単なものから)
• 料理のお手伝い(バナナをフォークで切る、レタスをちぎる)
• 靴をそろえる
✅ ポイント
• 大人が「急いでやってしまう」のではなく、ゆっくり見せる
• 途中で失敗しても「やり直そうね」と見守る(否定しない)
• 「ありがとう、助かったよ」と伝える(自己肯定感アップ!)
→ ポイント:「子どもにまかせて待つ」ことが成長につながる!

3. 5分でできる!簡単なモンテッソーリ教材を用意する
お金をかけなくても、家にあるものでモンテッソーリの活動ができます!
✅ 指先を使う活動(手先の発達)
• スプーンでお皿からお皿へ豆を移す
• スポイトで水を吸って、別の容器に移す
• 洗濯バサミをつけたり外したりする
✅ 感覚を育てる活動
• 目をつぶって「この物は何かな?」(手触りで当てるゲーム)
• 同じ音がする容器を探す(ペットボトルにお米や小豆を入れる)
• 色カードを作り、「同じ色を探してみよう!」
✅ 数や言葉を学ぶ活動
• 数字カードと同じ数のボタンを並べる
• しりとり遊び
• お散歩中に「〇〇はどこ?」と観察する(虫、葉っぱ、雲 など)
→ ポイント:「学ばせる」のではなく、「楽しく遊ぶ」ことで自然に学ぶ!
4. 子どもの「敏感期」を意識して関わる
モンテッソーリ教育では、子どもは 「敏感期」 によって興味を持つものが変わると考えます。
✅ 子どもが何に夢中になっているか観察する
• 言葉をたくさん覚えたがる時期 → 絵本をたくさん読む
• 小さな物をつまむのが好き → ビーズ遊びや指先を使う活動を増やす
• 「なんで?」が多い → 実物を見せて説明する(動物園、図鑑など)
✅ 「やめなさい!」ではなく、環境を変える
例)
❌ 「机にのぼっちゃダメ!」
✅ のぼれる遊具を用意し、安全に登れる環境をつくる
❌ 「なんでも触らないの!」
✅ 触っていいもの(ボタン、布、木など)を用意し、感覚を満たす
→ ポイント:「ダメ!」ではなく、「どうすれば満たせるか?」を考える!
5. 大人は「教える」のではなく、「見守る」
モンテッソーリ教育では、大人は「先生」ではなく、「ガイド」 のような存在です。
✅ 子どもが自分でできる時間を待つ
• 服のボタンをとめるのに時間がかかっても「自分でやる!」のを待つ
• 料理の手伝いをしたがるなら、多少こぼれてもやらせてみる
✅ 「間違い」に気づける仕組みをつくる
• 靴が左右逆なら「足の形を見てごらん」と問いかける
• コップに水を入れすぎたら「どこまで入れるとちょうどいいかな?」と考えさせる
✅ 子どもの成功を奪わない
❌ すぐに手伝う(子どもの成長を妨げる)
✅ できたら「すごいね!」ではなく「頑張ったね!○○ができたね!」と事実を伝える
→ ポイント:「大人が教えすぎない」ことが、子どもの自立につながる!
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家庭でモンテッソーリを始めるための3つのステップ!
🌱 ① 環境を整える(子どもが「自分でできる」ようにする)
🎨 ② 日常生活の活動を増やす(家事・遊びをお仕事にする)
👀 ③ 子どもの興味を観察し、敏感期に合わせる
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家庭でモンテッソーリを実践すると、子どもが 「自分でできた!」 という成功体験を積み重ね、自信と自立心が育ちます✨
モンテッソーリ教育への誤解
モンテッソーリ教育には、いくつかの誤解があります。実際とは異なるイメージを持たれていることも多いので、代表的な誤解とその真実を紹介します!
1. 「自由=好き勝手にしていい」? → ❌誤解!
✅ 本当は… 「自由」とは「責任ある自由」
モンテッソーリ教育では、「自由=何をしてもいい」という意味ではありません。子どもがルールや秩序の中で、自分で選び、責任を持って行動すること を大切にしています。
例えば、
• 好きな活動を選ぶ自由 はあるが、使ったものは元の場所に戻すルールがある
• 自分のペースで学ぶ自由 はあるが、他の人の邪魔をしない責任もある
🌱 誤解が生まれる理由: 先生が一斉に指示を出さず、子どもが自分で活動を選ぶため「好き勝手に見える」ことがある。
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2. 「先生が教えない」? → ❌誤解!
✅ 本当は… 先生(ガイド)は「教え込まない」だけで、適切なサポートをする
モンテッソーリ教育では、先生の役割は 「教える人」ではなく「環境を整え、子どもの学びをガイドする人」 です。
• 先生が「答えを教える」のではなく、子どもが自分で発見できるように準備 する
• 必要なときに、子どもが興味を持つ方法で適切にサポートする
• 子どもの成長を観察し、今の発達段階に合った活動を提案する
🌱 誤解が生まれる理由: 先生が講義のように説明しないため、「放置している」と思われがち。実際は、一人ひとりの発達に合わせて深く関わっている。
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3. 「集団行動ができなくなる」? → ❌誤解!
✅ 本当は… 協調性や社会性を大切にしている
モンテッソーリ教育では、子どもが自分のペースで学ぶ時間 もあれば、みんなで協力する時間 もあります。
• 縦割りクラス(異年齢の子どもが一緒) で学ぶことで、年上の子はリーダーシップを、年下の子は協力する姿勢を学ぶ
• お互いに教え合うことが多く、助け合いの精神が育つ
• 先生が「今は静かに作業する時間」「みんなで話し合う時間」と流れを作る
🌱 誤解が生まれる理由: 伝統的な教育のように一斉指導をしないため、「バラバラに行動しているように見える」ことがある。
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4. 「モンテッソーリ教育を受けた子は、型にはまらない天才ばかり」? → ❌誤解!
✅ 本当は… どんな子どもにも合う教育
確かに、モンテッソーリ教育を受けた有名人(ジェフ・ベゾス、ラリー・ペイジ、マーク・ザッカーバーグなど)は多いですが、モンテッソーリ教育=天才を育てる教育 ではありません。
モンテッソーリ教育は、「その子が持つ力を最大限に引き出す」 ことを目的としており、すべての子どもに適しています。
• 創造力のある子は、それを伸ばす環境がある
• コツコツ努力する子も、自分のペースでじっくり学べる
• 内向的な子も、無理に発表を強いられることなく、自信を持てるようになる
🌱 誤解が生まれる理由: 成功した人がモンテッソーリ教育を受けていたことが注目され、「モンテッソーリ=天才教育」と思われがち。
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5. 「家庭で実践するのは難しい」? → ❌誤解!
✅ 本当は… 簡単にできることがたくさんある!
モンテッソーリ教育は、特別な教材や環境がないとできないわけではありません。家庭でも簡単に実践できます!
家庭でできるモンテッソーリ教育の例
✔️ 低い棚を用意し、子どもが自分で物を取れるようにする
✔️ 「お仕事」として、靴を揃える・机を拭くなどを任せる
✔️ 子どもが興味を持ったことを深められるようサポートする(昆虫・お料理・工作など)
✔️ 「ダメ!」ではなく「どうすればできるかな?」と考えさせる
🌱 誤解が生まれる理由: モンテッソーリ園には特別な教材があるため、「家庭では無理」と思われがち。でも、基本の考え方はどこでも実践できる!
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6. 「モンテッソーリ教育はお金がかかる」? → ❌誤解!
✅ 本当は… 工夫次第でお金をかけずに実践できる
確かに、モンテッソーリ園は一般的な幼稚園より学費が高めのことが多いですが、家庭での実践にお金はほとんどかかりません!
お金をかけずにできる工夫
✔️ 教材は家にあるもので代用(豆つかみ → 小豆とスプーン、色合わせ → 折り紙)
✔️ おもちゃを増やすより、日常生活の「お仕事」を増やす(料理、掃除、植物の世話など)
✔️ 本や無料の資料で学ぶ(YouTubeやモンテッソーリ関連のブログも活用)
🌱 誤解が生まれる理由: 専用教材が高価なため「モンテッソーリ教育=お金がかかる」と思われがち。でも本質は「環境と関わり方」なので、工夫次第でお金が一切かからない。


まとめ
❌ 「自由=好き勝手」 → ✅ ルールのある自由
❌ 「先生が教えない」 → ✅ 教え込まず、見守りながら導く
❌ 「集団行動ができなくなる」 → ✅ むしろ社会性が育つ
❌ 「天才しか育たない」 → ✅ すべての子どもの可能性を伸ばす教育
❌ 「家庭でできない」 → ✅ 簡単に取り入れられることが多い
❌ 「お金がかかる」 → ✅ 工夫次第で無料でも実践可能

モンテッソーリ教育は「特別な教育」ではなく、子どもの成長に合った自然な学びの方法 です。誤解が解けると、もっと気軽に取り入れられますね!

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公立幼稚園3年間の実践 自分の子育て体験 孫の子育て実践中

小学校校長として、小学校と幼稚園の架け橋活動

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