鵜木絵里
うのきえり

オペラ歌手（ソプラノ）

講師ジャンル	文化・教養	音楽

鵜木絵里のプロフィール

■経歴
東京藝術大学卒業。同大学大学院オペラ科修了。二期会オペラスタジオ４２期修了。修了時に優秀賞受賞。
1999 年より一年間イタリア政府給費生としてミラノ市立音楽学校に留学し研鑚を積む。現在まで「魔笛」のパパゲーナ、「カルメン」のミカエラ、「ラ・ボエーム」のムゼッタ、「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル、「天国と地獄」のユリディス、「 DAN YEAR2000 」における團伊玖磨作曲オペラ「ちゃんちき」の仔ぎつねのぼう役など多数出演。 2001 年佐渡裕指揮、宮本亜門演出のミュージカル「キャンディード」ではヒロイン役クネゴンデに出演。同年「ホフマン物語」の機械人形オランピア役で二期会本公演デビューを飾る。また 2002 年秋には「日中国交正常化 30 周年」を記念して北京・保利劇場にて團伊玖磨の「ちゃんちき」に出演。新国立劇場には 03 年シーズン「アラベッラ」のフィアカーミッリ役で登場。 2004 年チャールズ・アベル指揮、宮本亜門演出のミュージカル「キャンディード」再演に際して再びヒロイン役クネゴンデを演じ東京、大阪、名古屋など約 12 公演を務める。05年神奈川県民ホール会館30年記念オペラ、一柳慧作曲外山雄三指揮、白井晃演出、世界初演「愛の白夜」のダニエル少年役に出演。05年末年始にはBSフジテレビ主催、東京国際フォーラム「ブロードウェイガラコンサート」に於いて「オペラ座の怪人」クリスティーヌ役を歌う。2006年には二期会本公演宮本亜門演出オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」（06年度文化庁舞台芸術大賞を受賞）のデスピーナ役に出演し好評を得る。また07年より日生劇場国際ファミリーフェスティバルに於いて「楽器の国のアリス」「アリスの歌修行」「童話の国のアリス」シリーズに毎年アリス役で出演。ソニーミュージックファンデーションに於ける「０歳からのクラシック」「３歳からのクラシック」コンサートシリーズにも多数出演、教育プログラムにも取り組んでいる。
2009年には新国立劇場「魔笛」のパパゲーナ役、東響定期公演ヤナーチェクシリーズ日本初演「ブロウチェク氏の旅行」（飯森範親指揮）に出演。
イタリア・オルヴィエート国際コンクール第２位受賞。同劇場にあるテアトロ・マンチネッリ劇場において「ファルスタッフ」のナンネッタ役に出演。 TV 「題名のない音楽会２１」に多数出演。オペラシティ主催「B→Cリサイタル」、NHKFM名曲リサイタル出演や佐渡裕指揮、大阪城ホール「一万人の第九」ではソプラノソリストを務めるなど活躍の幅を広げている。
桐朋学園芸術短期大学、桐朋学園大学非常勤講師。二期会会員。二期会スペイン音楽研究会会員。日本声楽アカデミー会員。

講演タイトル例