大企業で高度技術を定年までやって、その間に準備して生涯現役エンジニアになろう。

田邉康雄
たなべやすお

田邉康雄
たなべやすお

労働安全コンサルタント 生涯現役エンジニア塾 塾長
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想定する対象者

現在大企業に勤務中の技術者。そしてその技術者を活用したいと考えている大企業の管理職や経営者。人生100歳時代を迎え、大企業を定年退職した後も、大企業で培った高度技術を活用して社会貢献したいと望む技術者。年金で生活は心配ないが、単なる年金生活は寂しい。長年蓄積した高度技術を活用して社会貢献を健康が続く限り継続したいと思う技術者。自分の高度技術を軸にして社会との繋がりを継続したいと願う技術者。

提供する価値・伝えたい事

大企業でしかやれない高度技術があります。これに従事することは技術者としての大きな夢です。しかしその夢を果たすために技術に専念していると同期生に遅れをとり、給料が上がりません。ですから、50歳を過ぎると高度技術開発の現場から離れて管理部門で働くことになります。こうなれば高度技術をもった技術者とは言えない状態になり下がってしまいます。これでは、生涯現役エンジニアは実現しません。一方、定年退職まで高度技術の現場にしがみついていると、技術は身につくものの、職位が上がらずに給料が上がらないというジレンマを抱え込むことになります。このジレンマを解決する方法を開示します。その方法は、講演者が実際に三菱化学において実施した方法です。その基盤に立って今、生涯現役エンジニアをやっています。会社の経営者にとって、技術者にやる気を出してもらうよい機会となり、技術者にとっても将来展望が開けるよい機会になります。

内 容

項目で示します。
1)現役時代は、ポスト志向ではなくて、発明に専念する。
2)平行して技術士の資格を取得する。
3)さらに労働安全コンサルタントの資格を取得する。
4)中小企業診断士の受験勉強を利用して財務・会計と運営管理の2科目を勉強する。科目合格でよい。
5)よい指導者を見つけて継続的にオリエンテーションを受ける。
6)年金支給の時期と金額を確認する。
7)年休受給開始までは、譬え収入が下がっても大企業内の雇用延長や再雇用制度に乗る。
8)年金支給開始と共に退職。
9)個人事業主となる。
10)よい指導者のもとで大企業への高度技術サービスを継続的に実施する。
11)80歳までも、90歳までも、健康であるかぎり、年金生活をしながら、高度技術を基にして社会貢献する。

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