想定する対象者
経営者、管理職層
日本企業の地力をかつて支えていたのが、OJTであった。
しかし、昨今、OJTの風化が人材育成の課題になっている企業が増えている。
原因の一つは、バブル期以降に入社した今日の管理職、先輩社員世代が、自らOJTを受けた経験が乏しいことにある。また、若い時期に後輩にOJTをする経験も乏しかった世代である。 それゆえ、どのようにOJTを進めたらいいのかが、わからないというのが本音である。
提供する価値・伝えたい事
OJTには二種類ある。
一つは、今の業務を習熟するための日常的OJT。
もう一つは、その人が飛躍的に成長するために、仕掛けていく戦略的OJT。
どちらも大切なのだが、次世代の強い現場力をもつためには、戦略的OJTの重要性が増している。
本講演では、その戦略的OJTの進め方のポイントを、簡潔にわかりやすく伝える。
内 容
■セッション1:人材育成の基本は何か【講義】
優れた事例、歴史等から学びうる人材育成の基本と教訓を理解する
■セッション2 人が飛躍的に伸びるために必要なこと 【講義】
■セッション3 【個人ワーク&グループワーク】
自分の経験を振り返る。自分が「伸びた」と考えるときの経験を振り
返り、そこに何があったのかを分析、内省化する
■セッション4 戦略的OJTのステップ 【講義】
戦略的OJTの具体的進め方をステップでおさえる
■セッション5 戦略的OJTステップの内省
【個人ワーク&グループワーク】
自分の現場での実践と照らし合わせ、戦略的OJTステップのどこが課題かを発見する
■セッション6 実践、戦略的OJTシートの記入
【個人ワーク】具体的な部下1名について、OJTシートを記入してみる
業務外の講師への取次は対応しておりません。