東日本大震災以降の石油&エネルギー業界を考える
脱原発の電力不足を救うのは、燃料電池自動車と水素社会だ!

垣見裕司
かきみゆうじ

安全管理・労働災害

垣見裕司
かきみゆうじ

垣見油化株式会社 代表取締役社長
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想定する対象者

脱原発後の電力不足対策等 日本のエネルギー問題に関心をお持ちの方
における 石油やエネルギー問題を考えてみたい方
いつかは来る 関東大震災等のエネルギー問題としての備えを考えたい方
原油価格の今後の中長期の予想をしたい方
石油業界に強い関心をお持ちの方々
3.11東日本大震災を受け、今後のエネルギー問題について考える必要があると考える。

提供する価値・伝えたい事

東日本大震災は、石油業界にとっても、実はパニックでしたが、本当の意味での反省や総括、そして今後への対応がなされてはいないのではないでしょうか。一人一人から出来る対策から、国家レベルでの政策変更も含めての「エネルギー問題への提言」等、業界人ならではの真実をお話しします。

内 容

■.東日本大震災は石油業界にとっても戦後最大の危機だった その総括と今後への対応
1. 本当は、パニックだった石油元売 過去3度のオイルショックとの最大の違いは
2. ガソリンパニック震源地、実は首都圏の理由
3. 今後へのSS業界としての教訓 今すぐにでも出来ること 要請やアピールはすべきこと
4. 原油備蓄だけでいいのか、 非常時のサプライチェーンを考える 

■エネルギー・電力政策の見直しは? 原発問題による電力不足の解消法
1. 原発の本当の発電コストを考える 5-6円/kWhは本当か
2. 太陽光発電の本当の実力  弊社計算 メンテナンスコスト0としても、15年で 約43円/kW
3.地熱発電は採算に合う 逆転の発想  
4.風力発電は、日本ではかなりむずかしい 
5. 短期対策は、LNGと石炭、政策変更、電力会社地域独占特権の見直し
6. 原発問題による電力不足は FCEVと 水素スタンドが解決する   2011/9/15 韓国大停電

■今 何故水素社会なのか 環境対策ではない本当の理由は国益だ 
1. 何故水素なのか  毎年5兆円の国内経済対策課が国民負担なしに出来る
2.水素製造能力  製油所と製鉄所の余剰生産能力だけで既に十分??  500万台分
3.燃料電池自動車FCEVは 早ければ2015年に500万円で販売開始
4.FCEVの発電力は20kW  それが月間5万台販売されれば、毎月原発1基分
5.最後の課題は、水素インフラ その水素スタンドは誰が作る?  自動車会社の本気度   
6. 最も新しい水素スタンドの感想は 期待されるスモール&ローコストスタート   

■近未来自動車の主流は何か
 ガソリン車、ハイブリッド、P-inハイブリッド、電気自動車、燃料電池自動車

■近未来エネルギーの主流は何か  ガソリンは10年で半減へ
1.大震災で節約意識が高まり需要抑制につながっている
2.新車入れ替えだけでも 年間4-5%の需要が減少  登録車 軽自動車の絶対台数も減少
3. 少子高齢化 と それに先行する 運転可能世代人口の加速度的減少2005年→ 2030年

■乱高下する原油価格   その本当の価格を考える  
1. 北海ブレント > 中東原油  > WTI  の価格バランスは本物か
2. 原油価格、あるべき本来の価格は幾らなのか 個人的には今でも 70-80ドル/B ドル安90ドル/B

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