想定する対象者
未就学児のお子さんをお持ちの方で、毎日の子育てでイライラし、もっと笑顔で子どもに接したいと思っている方
提供する価値・伝えたい事
【自己肯定感の重要性】
今の日本の若者は自己肯定感が低いと言われています。若者に限らず、子育て世代の親たちも、胸をはって「自己肯定感が高いです!」と言える人は少ないのではないでしょうか。
自己肯定感が低ければ、「自分が自分であってよい」という感覚が薄く、その結果、自分の意見や考えに自信を持てません。自信を持てないから決断できず、行動することも難しくなります。
自己肯定感が健全に育っている人は自分にOKを出せるので、自分はこう考えるけど、人はどうだろう?と、人の意見に耳を傾ける余裕も出てきます。
人は人間関係の中で生きていきます。
ある程度の対立やストレスは避けられませんが、その中で、まずは自分が自分であることに安心感と自信をもつことが、しあわせな人生には欠かせません。
そうした感覚は、身近な人から「存在をまるごと認められる」経験を積み重ねなければ育ちません。
しかし大人たちは、周りの評価を気にして、子どもたちをまるごと認めることよりも、「〇〇させなければならない」「〇〇な人に育てなければならない」という枠にはめることに一生懸命になってしまいます。
それは「子どものため」という理由のもと行われますが、往々にして子どもの気持ちを無視したものになりがちです。
残念ながら、そうした「子どもの気持ちより、~させねばならない」の繰り返しが、子どもの「自分は自分であってよい」という感覚(自己肯定感)を奪っていくのです。
しあわせな人生を歩んでいくためには、この自己肯定感は絶対に必要です。
講演では、この自己肯定感について、その重要性やはぐくみ方を、わたしの子育ての葛藤エピソードを具体例として豊富に盛り込んでお伝えします。
内 容
1.いじめっ子・いじめられっ子の自己肯定感
2.自己肯定感を上げる方法
3.自己肯定感を下げない方法
根拠・関連する活動歴
【講演・講座実績】
奈良県・京都府・大阪府の官公庁、PTAなど講演多数
(受講者数は4年でのべ2000人以上)
【活動の背景】
そもそも「自己肯定感」の大切さに気付いたのは、2011年の大津市のいじめ事件に衝撃を受け、いじめをなくすために子育てでできることは何だろう?と考えたのがきっかけです。
いじめをする子は、実は自己肯定感が低いと言われています。
自己肯定感が低くなる原因はさまざまですが、自分の存在が条件付きでしか認めてもらえないことは大きな要因です。
ダメ出しばかりされてストレスがたまり、怒りや悲しみを抱えきれなくなって、さまざまな問題行動を起こしてしまうのです。
小学校に入ると子どもは、家庭と学校のふたつの大きな世界を行ったり来たりします。
家庭では条件付きの愛情しか与えられず、学校では人間関係に神経を使い、素の自分を出せることがほとんどない状態では、ある日限界を超えても不思議ではありません。
そうなる前に、未就学のうちから、大人が自己肯定感の大切さに気づき、子どもをまるごと認められる視点をもって接していただければ、と切に願います。
業務外の講師への取次は対応しておりません。