想定する対象者
JAの職員の皆様
提供する価値・伝えたい事
・“相続”の知識を身につけることにより、“相続”が顧客からの信頼を得られる、またビジネスチャンスの発掘の手段として利用することができることを知る。
・“相続”を切り口にJA総合取引を展開できることを知る。各職員に「相続は難しいことではない。」「お客さまからの相続相談はJAに任せろ」という意識を持ってもらう。
内 容
【JA若手職員向け研修会】
1、『“相続”基礎講座』-取引先からの相談に備えて(1日5hコース)
*内容:基本的な相続知識をおさえ、お客様がよく誤解・勘違いする点などを解説
・「相続」の基礎知識-法律面
・戸籍謄本の見方
・「相続税」の基礎知識-具体的計算
・相続手続きの流れ
・「相続」での留意事項-職員として気を付けておくこと
・「成年後見制度」の基礎知識
2、『「相続」からの総合取引展開』-取引先開拓のために(3hコース)
*相続を切り口にビジネスチャンス発掘・提案方法を解説
・いわゆる「相続対策」について
・「資産承継対策」について
・「納税資金対策」について
・「相続税対策」について
・取引先の属性把握
・取引先との深耕手法
・相続後の相続人との取引展開手法
3、『相続・遺言・成年後見の具体的手続き』(3hコース)
*お客様から具体的な相続手続きを相談された時のための知識を解説
・「相続」手続き
・「相続」の基礎知識
・「遺言」の基礎知識、作成手続き
・「成年後見」の基礎知識、申し立て手続き
4、『遺産分割協議から相続を学ぶ』(若手職員・中堅職員・管理職合同)(3hコース)
*グループで各人が想定相続人となって、遺産分割協議を行うことによって、相続について理解する。
・グループで遺産分割協議を行う
・遺産分割協議の留意事項
・JAマンとして知っておくべき相続知識
・情報交換
5、「JA相続税対策シート」(全国農業協同組合中央会/JAまちづくり情報センタ
ー発行)を使った研修(若手職員・中堅職員・管理職合同)(3hコース)
・本誌の内容説明
・本誌からの顧客情報入手手法解説
・業務上の相続でのリスク解説
・相続を切り口とした総合取引展開説明
【JA中堅職員・管理者研修会】
1、『高齢者との取引展開と留意事項』
・「相続」に関するトラブル事例と対策
・「相続」の法務知識
・「高齢者取引」に関するトラブル事例と対策
・「成年後見制度」の知識
・「金融商品」の知識
2、『高齢者取引の事例研究』(3hコース)
(ポイント:取引展開、次世代との取引継続、リスク)
<事例研究>グループ討議
・農業従事者が高齢者、同居子供夫婦は勤め人
・農業従事者が高齢者、子供は遠隔地居住
・取引先の判断能力に不安を感じる先 他
<高齢者取引推進上JAとして何が必要で、何をしなければならないか?>
グループ討議、情報交換
3、相続対策実務研修(グループ討議を中心に)(1日5hコース)
*職員が自信を持って渉外や受付をできるように、実務中心の解説
・相続手続きの実務
・相続を切り口にした総合取引展開
・相続対策(相続発生前)事例研究
・相続対策(相続発生後)事例研究
・情報交換
・相続に関わるコンプライアンス
◎研修形式:・階層別研修:できるだけ参加者のレベルが同じであるほうが、参加者が共有できるため
たとえば、若手職員(初級)、中堅職員(中級)、次長・店部相続責任者(中上級)、管理職など階層ごとの研修
・信用.共済.不動産等各部門合同または部門ごと
・参加者との双方向講義、参加型講義
・単位農協、信連、農中問わず
業務外の講師への取次は対応しておりません。