想定する対象者
・労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)
提供する価値・伝えたい事
労組役員としての経験は、将来必ず役に立ちます。労組役員として自らの使命を果たし、今の職務を全うするために必要なスキルアップに向け、私の経験をふまえ、必要なことをお伝えしたいと思っています。
内 容
労組役員の多くは、委員長や書記長、支部長等、「長」として、組織を束ねる役割を担います。会社と異なり、業務命令権を持たない労組役員は、自らのマネジメント力を発揮して組織をまとめていく必要があります。このマネジメント力は、会社に復帰した後はもちろんのこと、人生のどの場面においても生涯役に立つ労組役員経験者しか得ることができないスキルです。このスキルを獲得するために何が必要なのかについて実例を交えながらお話します。また、労組役員として必要なスキルである交渉力や、理解力についても、その能力向上向けた取組み方法について、実例をもとにお話します。
研修の流れ
今、労働組合にもとめられているものとは
私が考える労働組合として果たすべき役割についてお話します。
労組役員として求められるもの
労組役員には、組合員のみならず、会社からも期待される役割があります。労組役員はその役割を明確に認識することが必要です。
労組役員として必要なマネジメント力とは
労組としての役割を果たすためには、役員がそのマネジメント力を発揮し、組合を一体感ある組織としてまとめ上げる必要があります。マネジメント力を発揮するために何が必要なのかをお話します。
労組役員として必要なスキルとは
会社との交渉や、職場集会の主催者など、労組役員としての役割を果たすうえで、備えておくスキルについて、お話します。
根拠・関連する活動歴
武田薬品労働組合の専従役員として、14年間の間に、中央副書記長、副中央執行委員長、中央書記長を歴任。中央書記長在任中(6年間)は、労組の教育担当も担い、支部・本部を問わず役員教育を実施していました。また、会社人事担当者との交渉窓口として、人事・賃金制度の改定や、ダイバシティー&インクルージョン関連の制度導入にもかかわってきました。
業務外の講師への取次は対応しておりません。