想定する対象者
管理職層、女性従業員、人事担当者、労働組合の方
提供する価値・伝えたい事
働く女性の増加、健康経営、多様性の尊重などを背景に、女性の健康課題に関する意識が高まっています。女性特有の月経随伴症状などによる労働損失は4,911億円と試算されており、女性の健康課題に対応し、女性が働きやすい環境の整備を進めることが生産性向上や企業業績向上に結びつくとも言われています。
当プログラムでは、女性の健康課題に関する基本知識とキャリアや仕事との両立を検討する機会を提供します。
内 容
【研修の目的】
・なぜ今、女性の健康課題への意識が高まっているのか、その背景を理解する
・ホルモンバランスが年代によって大きく変わってくる女性の健康の特性を理解する
・女性が抱える健康課題、特有の病気について学ぶことにより女性自身および管理職のヘルスリテラシーを高める
・女性のキャリアや仕事との両立のために、個人・企業でできることを検討する機会とする
【カリキュラム(全体:120分程度)】
1.女性の健康支援の重要性と女性の健康の特性について
・なぜ今、女性の健康課題への関心が高まっているの?
・女性従業員が抱える健康課題と仕事への影響
・女性の健康課題とリテラシー
・女性のからだの特徴(生涯を通じてホルモンの影響を大きく受ける)
・女性のライフステージとキャリア・健康課題
2.女性が抱える健康課題Part1
・月経周期と女性ホルモンの関係
・月経に関する不調について
・子宮・卵巣の病気
3.女性が抱える健康課題Part2
・不妊とは、不妊治療の現状
・不妊の原因(女性だけの問題ではない)
・不妊治療の種類
・不妊治療に関する誤解
・不妊治療の4つの負担
4.女性が抱える健康課題Part3
・女性特有のがんについて
・更年期障害・更年期症状とは
5.キャリア・仕事の両立
・キャリアや仕事との両立の重要性
・セルフケア(検診の受診等)の必要性
・両立には柔軟な働き方と職場の理解がカギ
・職場のコミュニケーションと信頼関係構築のために
・先進企業事例
根拠・関連する活動歴
治療経験のある当事者として、またコンサルタントとして女性社員や管理職向けに当該セミナーを実施
業務外の講師への取次は対応しておりません。