想定する対象者

新入社員に携わる方々（現場指導をする先輩社員・侵入社員教育担当者）

提供する価値・伝えたい事

［研修のねらい］
新入社員の方々を迎え入れる準備と受入れ体制は、万全でしょうか？
厚生労働省の調査では、就職後３年間の離職率は、大卒３７％・高卒５０％となり、若手社員の早期離職率が深刻化しています。また近年は、“即戦力”に重きを置くあまり、正しい仕事の進め方などの指導が十分でない新人が現場業務につくため、失敗をしてしまい自信を失って挫折してしまうケースも多々あります。
そこで、この講座では新人の身近かな指導担当者である先輩社員の方々や、教育担当者の方々に対して、受入れ側の心構えを確立し、新入社員のモチベーション向上と、仕事に向かう基本姿勢を身につけさせるOJTスキルを習得することをねらいとします。

［研修の特徴・効果］
１．昨今の新人の傾向を理解し、職場の育成環境を整えるポイントが理解できます。
２．指導現場を想定したロールプレイングにより、早期戦力化のためのOJTのポイントが掴めます。
３．定着率アップにつながる、日常でのコミュニケーションのとり方が理解できます。

内　容

［カリキュラム］
■新人育成において踏まえておくべきこと　
・“個”のビジネス環境時代の新入社員育成
・新入社員に必ず教えるべき、３大事項とは？　

■新人受入れのための心構えと準備すべきこと
・今どきの新入社員の特性を理解する
・教育とは？
・振り返りとグループ研究「あなたが新人であった頃」
・指導計画の必要性と上司とのすり合わせ
・育成計画づくりのポイントと、職場環境づくり

■早期勢力化のためのOJTの実践スキル
・仕事の教え方の基本手順
・適切な指示の与え方（事例研究）
・報告・連絡・相談を受けるときのポイント（実習）
・誉め方の実践
・ケーススタディによる、叱り方の実践

■定着率を上げる日常の指導とコミュニケーション 　
・新入社員の赤信号とフォローの仕方
・あなたと新人の絆の結び方How-to