想定する対象者
教育に関わる人全てが対象
提供する価値・伝えたい事
先日ファミリーレストランで見た家族。
母親はものも言わずにひっきりなしに煙草を吸い、息子は脇目もふらずに携帯ゲームに熱中。
娘は携帯メールをチェックしては、鏡をのぞきこんでいる。
店内にいる一時間の間、ずっとその状態だった。
こういう子どもが危ない。
これは極端な例だが、携帯電話でしか暇つぶしができないのが問題なのである。
私は学芸大学で学生たちに接しているが、趣味のある学生ほど対話も上手で、いい友人関係を構築している。
日本社会は今まで趣味教育を軽視してきた。
それが携帯電話に振り回される子どもを量産している。
内 容
「子どもに携帯電話やネットとの付き合い方を教えなくてはいけない」とよく言われるが、具体的にはどうしたいいのか。
いくら遮断しても抜け道はあるし、情報は子どもの世界にどんどん入ってくる。
最大の対策は、ネットより楽しい世界の存在を教えることである。
そのためには、読書や良質の映画、舞台や絵画などの豊かな文化を体験させてあげるしかない。
カラオケやショッピングではない、いい趣味を持たせてあげることである。
まず何よりも親自身が良き読書人、趣味人になろう。
そして子どもと一緒に文化を楽しもう。
業務外の講師への取次は対応しておりません。